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東京大学大学院理学系研究科附属
天文学教育研究センター

ニュース

2011年

2011年7月7日 プレスリリース
宇宙の真の明るさを解明 — 惑星探査機パイオニア10・11号の残したメッセージ —
名古屋大学の松岡良樹特任助教を中心とする研究グループは、東京大学の研究グループと共同で、米国NASAの惑星探査機パイオニア10号・11号が火星-木星軌道間を飛行中に取得した天文観測データを基に研究を行いました。 黄道光の弱い火星以遠での空の明るさを再現し、そこから天の川銀河の星々と星間塵による放射を取り除くことで、天の川銀河外側に広がる宇宙空間の真の明るさ「宇宙可視光背景放射」の世界初検出を達成しました。