東京大学アタカマ天文台 (TAO) 計画 |
エンクロージャー鉄骨完成、回転試験成功
TAOのような可視赤外線望遠鏡は、雨風など環境の影響を避けるため大型開口を持った建物の中に設置されます。以前は球形をしていたものが多く「望遠鏡ドーム」と呼ばれていましたが、現代では円筒形やそれに類する形をしたものも多く、より一般に「望遠鏡エンクロージャー」と呼ばれます。
エンクロージャーの回転部分の鉄骨工事が完了したことを受け、2023年10月に、このエンクロージャーの回転試験を実施しました。結果は良好で、非常にスムーズな回転が確認されました。これは回転のための台車が精度よく設置されており、またエンクロージャー回転部下面の平坦性が十分であることを示しています。回転試験に合格したことで、エンクロージャー組み立てはいよいよ次のパネル設置に進みます。
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