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東京大学大学院理学系研究科附属
天文学教育研究センター

  • 天文学教育研究センター 教育研究棟

  • 東京大学アタカマ観測所 山麓研究棟

  • 東京大学アタカマ天文台(TAO)から望む南天の星空

  • 東京大学木曽観測所 105cmシュミット望遠鏡ドーム

  • 東京大学アタカマ天文台 (TAO)から望むアンデス山脈

新型コロナウィルス感染症対策について

2022年6月7日 お知らせ
研究関係で天文学教育研究センターを訪問されるみなさんへ新型コロナウィルス感染症対策のお願い

最新ニュース

2023年4月24日 ニュース
国内望遠鏡による観測でスターリンク衛星の日除け効果を検証
東京大学大学院理学系研究科附属天文学教育研究センターの堀内 貴史特任研究員を中心とした総勢28名からなる研究グループは、日除けを搭載したスターリンク衛星、バイザーサットの太陽光反射低減効果を地上観測によって測定しました。その結果、従来のスターリンク衛星に比べて太陽光反射をおよそ半分に低減すること、つまり日除けの効果があることを示しました。この研究成果は人工衛星群の明るさを様々な角度から検証したことで、観測研究の将来について考えるための重要な材料となるでしょう。
2023年4月12日 ニュース
藤井総長、国立天文台をご訪問、東京大学アタカマ天文台(TAO望遠鏡)に関する覚書を再締結
東京大学と国立天文台は、東京大学アタカマ天文台(TAOプロジェクト)の 口径 6.5m TAO望遠鏡運用に向けて、協力の覚書を再締結しました。藤井輝夫総長はご署名のため国立天文台を訪問、常田佐久国立天文台長と会談ののち、国立天文台の施設を見学されました。続いて理学系研究科附属天文学教育研究センターも訪問され、TAO望遠鏡の主力観測装置MIMIZUKUを見学されました。
2023年4月7日 プレスリリース
星の鼓動とダストの不思議な相関関係
東京大学大学院理学系研究科の橘健吾大学院生らの研究グループは、太陽のような恒星が進化した姿である漸近巨星分枝星の変光の振幅が、星の宇宙空間へのダスト形成供給量と相関を持つことを発見しました。この発見は、人工衛星望遠鏡による長期間の赤外線モニタ観測結果を解析して得られたものです。宇宙でダストがどの天体から作られているか、あるいはダストがどのように作られているかを知る手掛かりとなります。
2023年1月30日 プレスリリース
世界初!AIが描く天の川銀河のガス雲分布
東京大学大学院理学系研究科 藤田 真司 特任研究員(大阪公立大学 大学院理学研究科 客員研究員)を中心とする研究グループは、国立天文台野辺山45m宇宙電波望遠鏡によって詳細に観測された天の川銀河 (銀河系)の一酸化炭素分子の大規模データから、星の原料となる星間分子ガス雲を約14万個同定しました。 そして、人工知能を活用し、それら約14万個の星間分子ガス雲の距離をそれぞれ推定し、天の川銀河における星間分子ガス雲のサイズや質量を求め、世界で最も詳細に銀河円盤の星間分子ガス雲の分布を描き出すことに成功しました。本研究成果は、大きな星・星団を作るための重要なイベントとして考えられている“星間分子ガス雲同士の衝突”の頻度計算など、さまざまな天文学研究に波及すると期待されます。