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東京大学アタカマ天文台 (TAO) 計画 |
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TAO望遠鏡建設に向けて本格始動!TAO6.5m望遠鏡の建設予算が国に認められ、TAOプロジェクトは下記のような新体制を組み、建設に向け遂に本格的にスタートしました。TAOの体制強化と技術検討会の始動をもとにTAO望遠鏡に関する有識者レビューを開催し、有益なコメントとエールをいただきました。今後は、いただいたコメントを設計・仕様に反映させ、TAO望遠鏡建設や主鏡、ドーム等の契約事項を急ピッチで進めるべく、メンバー一丸となって鋭意取り組んでいきます。 推進グループの構築東大天文センターの常勤スタッフ16名・特任助教ポスドク4名を中心にして、下記のような新体制を定めました。 TAO望遠鏡の予算化を受けて契約事項が増えたことに伴い、「学内折衝・契約部門」を新規に立ち上げています。担当者は理学系研究科事務部に派遣され、本郷キャンパスにて事務と打ち合わせを持ちながら契約関係の業務を進めています。 技術検討会の定期開催2009年から月1回の頻度で実施しているTAO推進会議に加え、本年からTAO望遠鏡建設について集中的に議論する技術検討会も週1回のペースで実施しています。望遠鏡の光学系をはじめ望遠鏡架台、山頂施設・ドーム、蒸着設備、インフラ、ソフトウェア等について具体的な議論を重ねています。 TAO望遠鏡本体についての有識者レビューTAO望遠鏡の概要設計も次第に本格化してきました。7月3日には、望遠鏡製作に経験がある有識者に集まって頂き、TAO望遠鏡の概要について意見してもらうレビューを開催しました。今回のレビューには以下の有識者に参加を頂きました。
レビューでは、これまでの望遠鏡製作の経験が活かされた質問やコメント、意見などが多くありました。特に技術面だけではなく、契約や国際的な面からも非常に細部に渡って議論がなされたことは、TAO望遠鏡のための重要な情報となるでしょう。今後はこのようなコメント受けて、TAO望遠鏡をより良いものとして製作すべく、 設計・仕様に反映させることになります。
今後、主鏡・副鏡・第三鏡、望遠鏡本体、ドーム、鏡蒸着システムに加えて装置のハンドリング機構等のTAO望遠鏡建設に関する契約事項について、今年の夏~秋を目標に順次契約を完了するべく、メンバー全員が一丸となって鋭意取り組んでいきます。
Copyright(c) 2013 東京大学大学院理学系研究科 TAO計画推進グループ
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