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東京大学アタカマ天文台 (TAO) 計画 |
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2009年1月 東広島天文台にてANIR赤外線ファーストライト東広島天文台かなた望遠鏡にて、近赤外線観測装置ANIR が、赤外線によるファーストライト観測に成功しました。 この観測により、ANIRの全機能が設計どおり駆動することが確認でき、チリへと輸送して本番の観測に臨む体制が整ったことになります。
# メンバー : 本原、三谷、酒向、利川、大澤
1. ANIRの性能試験観測今回は2008年12月に到着した本番用の赤外線検出器を 搭載しての観測でした。また、前回は未搭載だったフィルター交換機構に 広帯域フィルタ4枚、狭帯域フィルタ3枚も搭載されています。 さらに、新たにダイクロイックミラーを用いた可視光による同時撮像 ユニットも搭載されています。
2. ANIRの画像本観測で得られたANIRによる赤外線ファーストライト画像です。
3. 今後の予定
この観測で、ANIRの性能が当初の目標を達成しているとともに、
アタカマに輸送してチャナントール山頂での観測を行えるレベルまで
開発が完了したことが確認できました。
Copyright(c) 2009 東京大学大学院理学系研究科 TAO計画推進グループ
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