木曽シュミットシンポジウム2026 開催案内

東京大学大学院理学系研究科附属 天文学教育研究センター木曽観測所では、当観測所を用いた観測・研究の発表や議論の場として「木曽シュミットシンポジウム」を毎年開催しております。昨年度に引き続き、今年度もハイブリッドにて開催いたします。

【シンポジウムテーマ】
東京大学木曽観測所では 105 cm シュミット望遠鏡に搭載された可視光の広視野高速CMOSカメラTomo-e Gozen を用いて、20 平方度の広い視野を活かした広天域サーベイ観測や、最大 2 fps の高時間分解能による変動天体のモニタリング観測を推進しており、近年は多波長・マルチメッセンジャー天体の追観測や同時観測といった観測手段の枠組みをこえた連携観測研究も盛んに行われています。
本シンポジウムでは Tomo-e Gozen による科学成果の紹介、進行中の研究の進捗状況、アーカイブデータを利用した研究テーマの開拓等、幅広いテーマについて議論します。

【シンポジウム概要】

日時  : 2026年6月2日 (火) 10時頃 -- 6月3日 (水) 15時頃終了予定
開催形態: 現地+オンラインのハイブリッド開催
現地会場: 木曽郡民会館大ホール
発表  : 口頭・ポスター
(ポスターは数件程度を予定)
懇親会 : 6月2日に開催予定

【申し込み】
・以下の参加申し込みフォームよりお申し込みください。
  ■ 参加申込フォーム
    ※ 申し込みフォームからの自動メールが届いていない場合は
      申し込みが完了していない可能性がありますので
      世話人までお問い合わせください。
・申し込み締め切り:
  発表希望、または現地参加希望の場合: 5月18日(月)正午(日本時間)
  オンライン参加のみ: 6月1日(月)
  ※ 講演申込および現地参加の申し込みは締め切りました
・接続に必要な情報(zoom URL等)についてはは登録いただいた方にお送りします。

【その他】
・木曽観測所情報および過去のプログラム等は、以下をご参照ください。
 - 木曽観測所のウェブサイト
 - 過去のプログラム
・会場周辺では宿泊施設のキャパシティが大きくないため、現地参加を予定
 されている方は早めの宿泊予約をお願いします。
・何かございましたら、以下までお問い合わせください。
    kisosymposiumioa.s.u-tokyo.ac.jp

プログラム

■ 6月2日[火] 講演内容

10:30-10:35  小林 尚人(東京大学)
「はじめに」
10:35-10:50  新納 悠・近藤 荘平(東京大学)
「木曽観測所報告」
10:50-11:00  酒向 重行(東京大学)
Tomo-e Gozenの1年と今後」
11:00-11:20  直川 史寛(東北大学)
「トモエ動画モニタサーベイの現状と大規模な光度曲線データ」
11:20-11:40  有馬 宣明(日本大学)
「CMOSカメラを用いた月面衝突閃光の観測」
11:40-12:00  田中 雅臣(東北大学)
「Second-timescale Glints from Satellites and Space Debris Detected with Tomo-e Gozen」
12:00-12:05  ポスターショートトーク
12:05-13:30  *** 昼休憩 ***
13:30-13:50  大塚 天心(金沢大学)
「低質量X線連星Swift J1727.8-1613のアウトバースト中の可視光変動の起源」
13:50-14:20  森 浩二(宮崎大学)
「X線観測用シリコンピクセル検出器の開発:XRISM とこれから」
14:20-14:50  酒井 優輔(立教大学)
「Tomo-e GozenとXRISM同時観測によるSS 433ジェットの時間変動解析」
14:50-15:05  *** 休憩 ***
15:05-15:25  萱沼 未来(法政大学)
「トモエゴゼンを用いた観測実習報告~法政大学編~」
15:25-15:45  豊田 明子(名古屋柳城女子大学)
「科学の芽を育む土壌を耕す:五感で楽しむ「宇宙」研修プログラムの開発」
15:45-16:15  冨永 望(国立天文台)
「Rubin/LSST時代のTomo-e Gozenサーベイ観測」
16:15-16:35  高橋 一郎(東京科学大学)
「機械学習による突発天体候補の優先度付け:Tomo-e Gozenデータを用いたReaction Score推定」
16:35-16:50  *** 休憩 ***
16:50-17:10  寳田 拓也(国立天文台)
「SMOKAの現状と今後の計画」
17:10-17:30  瀧田 怜(東京大学)
「Tomo-e Gozen data archive の公開と mdx の活用」
17:30-18:00  議論
18:00-   懇親会

■ 6月3日[水] 講演内容

9:30-9:50  新納 悠(東京大学)
「Tomo-e Gozenによるマルチメッセンジャー突発天体観測」
9:50-10:10  間所 捺(東京大学)
「Tomo-e Gozen による高速電波バーストの可視光対応天体探査の現状と展望」
10:10-10:30  前原 裕之(国立天文台)
「せいめい望遠鏡用自動観測システムの開発状況:Tomo-e Gozen突発天体サーベイとの連携に向けて」
10:30-10:50  Guillaume PRONOST(東京大学)
「Super-Kamiokande supernova alerts」
10:50-11:00  *** 休憩 ***
11:00-11:20  有松 亘(国立天文台)
「太陽系外縁天体掩蔽観測の新展開:大気検出からTNO観測ネットワークの展望まで」
11:20-11:40  岡田 寛子(国立天文台)
「Tomo-e Gozen による明るい金属欠乏星探査」
11:40-12:00  根津 正大(東京大学)
「Tomo-e GozenによるTタウリ型星が起こす短時間フレアの観測」
12:00-12:20  倉島 啓斗(東京大学)
「Tomo-e Gozenとせいめい望遠鏡による恒星フレアの同時観測」
12:20-13:30  *** 昼休憩 ***
13:30-13:50  大井 渚(北海道情報大学)
「ハフ変換を用いた直線発光現象の自動検出手法の検討」
13:50-14:00  山本 泰生(静岡大学)
「Tomo-e GozenによるStars-me2観測と光跡検出の取り組みについて」
14:00-14:20  高橋 英則(東京大学)
「トモエゴゼンによる超小型衛星てるてる(仮)のフォローアップ観測」
14:20-14:40  長澤 春香(東京大学)
「Rubin/LSSTとTomo-e Gozenによる地球接近小惑星の含水特性の調査」
14:40-15:00  和田 空大(東京大学)
「可視光および中間赤外線のライトカーブを利用した微小小惑星の熱慣性の推定」
15:00-15:05  小林 尚人(東京大学)
「おわりに」

■ ポスター発表

  1. 芦澤 未希(武蔵野大学)
    「武蔵野大学木曽観測実習の報告」
  2. 佐武 慧多朗(法政大学)
    「トモエゴゼンによるTIC 46432937bのトランジット観測」
  3. 宮原 章 (法政大学)
    「かみのけ座銀河団の銀河数密度とダークマター密度分布の比較」