sdbseparate
名称
sdbseparate - ヘッダの値によって sdb フローのエントリー間にsdbでのコマンドやコメントを挿入する
使用法
sdbseparate
[ -sdbcommand cmd_char ]
[ -sdbcomment cmt_char ]
機能
sdbフローに対して、
ヘッダ情報に含まれる値が異なる2つのscnエントリー間に
sdbコマンドやsdbコメントとして定義されている
コマンドやコメントを挿入する。
このコマンドを適用する前にsdbsortなどによって
sdbフローは順序よく並んでいる必要がある。
integコマンドで同一視できる場所ごとにscnを積分する際に便利
フィルタ種別
.sdb | sdbseparate | .sdb
オプション
- -sdbcommand cmd_char
- 挿入したいコマンド。sdbで規定されている先頭の!は省略しなければならない。
nullを指定すると、定義ファイルによるデフォルトを無効にできる。
- -sdbcomment cmt_char
- 挿入したいコメント。sdbで規定されている先頭の#は省略しなければならない。
デフォルト
- -prm sdbseparate.prm
- -sdbcommand integ
参照
integ,sdbsort, sdblist, .scn, .sdb
バグ
- このコマンドの機能はsdbsortの機能も含むべきであるが、そうなっていない
- このコマンドの機能はintegの機能に含まれるべきであるが、そうなっていない
- コマンドやコメントを挿入する判断基準になっている、
sdbフロー中のscnエントリの違いは、もっと柔軟に決定できるべきである。
現在は、HPBW(差が10%以内), on点基準座標系, on点位置(緯度経度ともにHBPWの0.1倍以内)であるものを同一と見なすことでしか判断できない。
履歴
- ver.3.00
- 2002/5/9 T.Handa
マニュアルのバージョン
2002/5/9 T.Handa
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