integ - 複数のプロファイルを積分してひとつのプロファイルにする
integ [ -scn default_name ] [ -weighted | -uniform | -rms ]
複数の .scn ファイル中のプロファイルを積分する。 入力される .scnファイルは .sdb フローによって指定される。 "good"フラグのプロファイルのみが処理される。
sdbフローの定義により、
先頭1文字目が「!」の行はsdbコマンドとして扱われ、
先頭1文字目が「#」の行はsdbコメントとして扱われる。
コマンドintegに関連するsdbコマンドとしては、
「!integ」がある。先頭から!integコマンドまでの間のscnが1つの積分単位として
扱われる。なお、sdbフローの最後の行は!endコマンドでなければならない。
このコマンドはすべてのプロファイルを単純にチャンネルごとに積分する。
そのため、ある場合には物理的に意味のないプロファイルが出力される。
このような場合にはsmooth
コマンドを適用する必要がある。
ロードされたプロファイルの 速度-チャンネル関係 and/or 天球上の位置
が最初のものと異なるときには、警告メッセージがコマンドシェルウインドウに出力される。が、このときも積分はおこなわれる。
.sdb | integ | .scn
-scn default -weighted
sdbflag, scnflag, sdbselect, smooth, .sdb, .scn