pipewait - フローデータを次のプロセスのために一時的に蓄える
pipewait
いくつかのコマンドは直前の処理がすべて終わるのを待たなければならない。このような場合には、パイプライン中に
pipewait コマンドを挿入する必要がある。
pipewait は GUI
モードで複数ページを表示するコマンド(たとえばs
display,
mdisplay,
baseline,
spurious,
sdbflag,
scnflag)に対して有効である。
pipewait コマンドなしでは、パイプラインプロセスは
X11 システム自体によってロックされる。
pipewait
コマンドはすべてのデータフローをいったんテンポラリファイルに蓄え、すべてのフローを蓄えたあとでファイルから再びフローを形成する。したがって、ダイレクトなパイプラインフローにくらべて余分な処理時間がかかる。
.scn | pipewait | .scn
.sdb | pipewait | .sdb
オプションはない。"-keywordlist" も受け付けない。
1998/5/23 T.Handa