pipewait

名称

pipewait - フローデータを次のプロセスのために一時的に蓄える

使用法

pipewait

機能

いくつかのコマンドは直前の処理がすべて終わるのを待たなければならない。このような場合には、パイプライン中に pipewait コマンドを挿入する必要がある。
pipewait は GUI モードで複数ページを表示するコマンド(たとえばs display, mdisplay, baseline, spurious, sdbflag, scnflag)に対して有効である。 pipewait コマンドなしでは、パイプラインプロセスは X11 システム自体によってロックされる。
pipewait コマンドはすべてのデータフローをいったんテンポラリファイルに蓄え、すべてのフローを蓄えたあとでファイルから再びフローを形成する。したがって、ダイレクトなパイプラインフローにくらべて余分な処理時間がかかる。

フィルタ種別

.scn | pipewait | .scn
.sdb | pipewait | .sdb

オプション

オプションはない。"-keywordlist" も受け付けない。

履歴

ver.1.00
1998/5/20 T.Handa

マニュアルのバージョン

1998/5/23 T.Handa


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