2003.12.18 
 

5. 図 3: NGC4151 銀河全体の画像


(左図: STScI The Digitized Sky Survey: Copyright (c) 1992-2000, Caltech and AURA
http://archive.stsci.edu/dss/index.html)

■天体に関する情報■
天体名: NGC 4151
天体の位置:赤経(2000年分点) 12時10分32.6秒
赤緯(2000年分点) +39度24分21秒
りょうけん座
天体までの距離:およそ 5800 万光年
画像の視野:左図:15 分×15分
中央図: 20 秒×20 秒
右図:概念図

NGC4151 は渦巻銀河を本体とし(左図)、中心には活動銀河核が存在します。 活動銀河核からは莫大なエネルギーが放射されており、 またその中心には太陽の 1000 万倍の質量を持つブラックホールが 存在すると言われています。 我々が観測した中心部を拡大した画像(中央図; 左図からおよそ 50 倍に拡大)を示しますが、 活動銀河核構造の見かけの大きさは小さく「点状」にしか見えません。 これをさらに拡大した右図(概念図; 中央図の明るい部分をおよそ 1000 倍に拡大)のように、 活動銀河核の中心部をとりまくように宇宙塵が分布していると考えられています。

 


 


1* TOP
2* マグナム計画
3* 図 1: NGC4151 活動銀河核の光度曲線
4* 図 2: 活動銀河核の可視光絶対光度と可視光変光から近赤外線変光の遅延時間との関係
5* 図 3: NGC4151 銀河全体の画像
6* 図 4: 活動銀河核の構造(概念図)