2003.12.18 
 

2. マグナム計画

 
 


マグナム(MAGNUM)とは Multicolor Active Galactic Nuclei Monitoring の略で、 活動銀河核の多波長モニター観測を指します。 標高 3055 メートルのマウイ島ハレアカラ山頂に モニター観測専用の口径 2 メートルのマグナム望遠鏡を設置し、 2001 年 1 月に試験観測を開始しました。 マグナム望遠鏡は東京大学理学系研究科ビッグバン宇宙国際研究センター (センター長:佐藤勝彦教授)の観測施設です。

 
 


MAGNUM 望遠鏡所在地
 

 
 


MAGNUM 観測所全景
 

手前のドームにマグナム望遠鏡が設置されています。 右側のコンテナは観測室で、望遠鏡制御や気象情報を解析するコンピュータ があります。右脇の支柱は環境モニターで、気温計、湿度計、風向風力計、 降雨計などのセンサーを備えています。左後方に見えるのはマウナケア山頂です。

 
 


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2* マグナム計画
3* 図 1: NGC4151 活動銀河核の光度曲線
4* 図 2: 活動銀河核の可視光絶対光度と可視光変光から近赤外線変光の遅延時間との関係
5* 図 3: NGC4151 銀河全体の画像
6* 図 4: 活動銀河核の構造(概念図)