背景 銀河系内に薄くて長いバー構造が存在するという仮説に対し、 過去10年間多くの支持研究が発表された。これは3軸バルジとは 明瞭に異なる構造である。 目的 銀河系中心から 4 kpc 以内の恒星分布を解析し、そこに二つの 3軸楕円体が共存しているのかどうかを調べる。 |
方法 レッドクランプ星を内側銀河構造の追跡子として使い、内側銀河の 形態を調べる。2MASS の星計数を手段とする。 結果 内側銀河系には二つの異なる3軸構造体が存在することを示した。 一つは位置角 43°±1.8° の長くて薄いバー、もう一つ は方位角 12.6°±3.2° の3軸バルジである。スケール 高はバーで 100 pc, バルジはその5倍。 |
バー研究史 ごちゃごちゃ。 光度関数の差 短く太いバーの星種族の研究は、よく使われる領域(バーデの窓?)に 限られ、そこでは古い種族が見つかった。 しかし、銀河面上 l = [20, 27] では非常に明るい若い星が見出され、 Hammersley et al. 1994, Gazon et al 1997, Lopez-Corredoira et al 1997、ロングバーの 主な特性は大質量形成域である。 |
Beaton et al. 2007 |
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