我々の研究室では、基本的には銀河の形成進化を近赤外線観測で明らかにすることを最終目標として、そのための
というサイクルで研究を進めています。
ですので、研究スタイルとしては観測装置のハードウェア及びソフトウェアの開発から観測及びデータ解析と科学的議論まで、幅広い領域カバーします。 また、観測装置開発は大人数でチームを組んで、長期間にわたって行う作業です。
大学院在籍中に、上記の広い分野にわたる好奇心と理解力を持ち、最低限のコミュニケーション能力と、全体を見渡して自分がどのような役割を期待されているかを理解し実行する広い視野を身につけていってほしいと考えています
以下、気づいたことをまとまりなく書いて、随時改訂していきます。
まとまったものとしては、いろんなところでいろんな人が書いておられます。たとえば
等、色々とあります。
特に戸谷研学生心得は理論系の研究室のものではありますが、装置開発と観測をするような うちの研究室に通じる事が色々とありますので目を通してみてください。
ただし、これら心得は基本的に「成功した」研究者の視点であり、 これに従えば大丈夫、というものでは無いということを肝に銘じてほしいと思います。 自分が今後どのような(研究職を目指すにしろ、企業就職するにせよ)人生を皆さんが切り開いていくかは 皆さんの手の中にあります。失敗したり、窮地に陥ったりすることもあるでしょう。 それでも、それは必ずや良い経験となってその先で役に立ちます。 (文学部の小林先生のエッセイも参考になるでしょう。)