sdbsave
名称
sdbsave - .sdb をセーブする
使用法
sdbsave [ -pipe | - | -nopipe ] [ -backup | -nobackup ]
[ -with_ver_ext | -without_ver_ext ]
[ sdb_filenames ... ]
機能
.sdb ファイルを作業領域からセーブする。sdb_filename を("/"で始まる)
フルパス名で記述すると、環境変数 STAR_DATA は無視される。
フィルタ種別
.sdb | save (| .sdb)
オプション
- -pipe | - | -nopipe
- -pipe または - は .sdb
フローを次のプロセスに渡す。-nopipe
は次のプロセスに何も渡さない。
- -backup | -nobackup
- キーワード -backupは、
セーブしようとしたファイルと同名のファイルがすでに存在していた場合に
バックアップファイルを作成する。
バックアップファイルの名前には"."およびバックアップの履歴を示す数字
と"+"とが付加される。
たとえば、"abcd.sdb"は"abcd.0+.sdb"という名前に変更される。
バックアップの履歴を示す数字は、sdbsaveコマンドが実行されるたびに
自動的に増やされる。
- -with_ver_ext | -without_ver_ext
- キーワード -without_ver_ext
は、環境変数STAR_BACKUPが有効な
(名目上、カレントディレクトリ以外の
ディレクトリが指定されている)場合のみ効力を発揮する。
上記のバックアップファイル名のバックアップ番号部分が付加されず、
元と同じ名称のままのバックアップファイルが作成される。
この場合、UNIXのmvコマンドで簡単に戻せるが、
2世代以上前のバックアップは作成されないことに注意。
- キーワード -with_ver_ext
は、環境変数の設定いかんに関わらず、バックアップファイル名には
常にバージョン番号を付加する。
デフォルト
- -nopipe -nobackup -without_ver_ext -prm sdbsave.prm
- sdb_filename
- デフォルトのファイル名は直前の処理と同じである。ふつう、
ファイル名はsdbloadコマンドで
与えられる。
環境変数
- STAR_DATA
- .sdb ファイルのデフォルトディレクトリを与える。
- STAR_BACKUP
- .scn ファイルのバックアップファイル移動先ディレクトリを与える。
相対パス(先頭が/で始まらない)場合には、
STAR_DATAで指定した
ディレクトリに対する相対パスとなる。
参照
sdbload, save,
.sdb
バグ
- STAR_BACKUPで指定されたディレクトリが存在しない場合には
バックアップに失敗し、コマンドも正常に動作しない。
履歴
- ver.1.00
- 1992/12/21 T.Handa
- ver.3.20
- 1998/4/10 T.Handa
- ver.3.30
- 2003/1/2 T.Handa
マニュアルのバージョン
2002/1/4 T.Handa
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