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Subsections


FOCUSOBE

OBE_MODE

CISCO

パラメータ

Parameter Default Value
CISCO
DATASET_ID DS0000
OBJECT "FOCUSING"
EXPTIME NOP
FILTER NOP
SLITX NOP
SLITY NOP
NSAMPLE NOP
Z !TSCL.Z
DELTAZ 0.1
NFRAME 3
SELECT MANUAL

説明

フォーカスを合わせるコマンドです。

まずは副鏡位置を(Z+ 2*DELTAZ)$\sim$(Z - 2*DELTAZ)までDELTAZ間隔で動かしながら 各位置でNFRAME枚づつフレームを取得します。

次にQDASでFWHMを測定してFWHM-Z関係を双曲線でフィットして フォーカスを決定し、副鏡をその位置にセットします。

このコマンドを発行する前に必ずBOOTQDASを実行しておいてください。

使い方

データの取得が3セット目まで終了したら OWSの"OHS_Online"という名前のskycatにイメージが1枚表示されます(下図)。 さらに"QDAS System"ウインドウが現れるので、そこで"Click Points Start"を押して skycat上の星を矩形領域で囲みます。囲み終わったら"Click Point End"をおして、 さらに"SET"を押してください。 ただし、SELECT=AUTO/SEMIAUTO で星の自動検出を行います。
\includegraphics[scale=0.6]{images/focus3.ps}

しばらくすると下のように"QDAS plot"ウィンドウにフィットのグラフと副鏡位置が 表示されます。

\includegraphics[scale=0.8]{images/focus4.ps}

これで完了です。

更新日

2000/12/18

作者

小杉城治、田口智之、本原顕太郎
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Kentaro Motohara : kmotohara@ioa.s.u-tokyo.ac.jp