ミラ型星の視線速度、周期、見かけ極大等級、極大期スペクトル、固有運動 を集めた。それらの(統計視差から?)周期グループの平均絶対等級を求めた。 | 絶対等級には、 TiO 吸収帯効果の補正を加えて、周期光度関係を 導いた。 また絶対極大等級から測光視差を決定した。 |
データ ミラ型星の視線速度は Merrill (1941) から、周期と見かけ極大等級は GCVS から、固有運動は McCormick Obs. での観測値を集め、それらの平均値を表1に載せた。 個々の星の測光視差 表1の第6列には極大時平均絶対等級を載せた。それを個々の星に適用して、 測光視差と接線方向速度を求めた。それらを Merrill 1941 の視線速度と合わせ、 銀河回転の研究を行った。 空間速度 x = 銀河回転方向、y = 反中心方向、z = 北銀極方向とし、太陽に対して (dx/dt, dy/dt, dz/dt) の平均値を計算した。 |
![]() 表1.ミラ型星の諸特性 |