光学ポインティング自動測定の整約
last update 2007/12/4 Handa
データはsctでのoptobsとcygでのstarcapture3とを組合せて自動観測で取得する。
- 実行は、obs@cygで行なう。
- ポインティングログファイルを取得する。
データはsctでoptobsを実行したディレクトリィにpt????????.datという名称で保存されている。
(実際には実行時に指定したファイル名になってしまう。)
ここで、???の部分は観測開始の年月日である。
以下では、ptlogファイルと呼ぶ。
- opintprmコマンドの引数は、引数を1つも指定しないと表示されるが、以下の通り。
- 第1引数 読み込むべきptlogファイル
- 第2引数 使用するlevel10の下限値(指定なき場合は0.0)
- 第3引数 使用するlevel50の下限値(指定なき場合は0.0)
- 第4引数 残差ファイル名(指定がない場合は作成しない)
- 最終引数 --azelcmdの場合にはフィッティングに計算値のAzElの代わりにプログラム指定値を用いる。このオプションは推奨しない。
- ptlogファイルに以下のコマンドを適用する。(opintprmは~/UltraASTROS/bin/に収録。)
% opintprm ptlogファイル
(e.g. % opintprm pn20061201.dat)
- フィッティングは画面に表示されるとともに、自動的に結果ファイルに書かれる。
結果ファイルの名称は、kisadiff.????????.pfitとなる。
ここで、???の部分は整約実行の年月日である。
- 画面表示または上記の結果ファイルを見て、器差ファイルを書き換える。
パラメータA1,A2,A3,B1,B2,B3をsctの~/UltraASTROS/dev/kisa.datに差分として
加えればよい。
また、このファイルは電波ポインティングの整約で
hoseiAやrevisekisaなどが使用する。
- 残差を見るためには、ここにあるExcelシートを利用する。
ここで代入するべき器差パラメータは上記の整約で得られた差分値である。
測定時の使用値でも修正後のパラメータ自体でもないことに注意。