VST1 受信機の調整
2000/02/21(暫定版) 半田利弘 2001/11/14 半田利弘
局部発振器
GUNN LO
LO powerが最大かはmixer電流が最大になることで調べる。
Gunnは4Vあれば発振している
PLLをかけたまま、backshortを動かす。
PLLの電圧計の目盛が0(中央)に来るようにbias電圧を変える。
バイアス電圧の目安
電圧
備考
5.6V
暫定2002/8/29
tripler
LO powerが最大かはmixer電流が最大になることで調べる。
通常は自己バイアスで動作するので、LO入力が無い場合は0Vでよい。 LOが入力されていると0.7V程度になっているはず
triplerの入力側backshortを調整する。
triplerの出力側backshortを調整する。
両方のbackshortをiterativeに調整する。
マイクロメータの目安
入力対面
bias対面
出力対面
備考
1.25mm
-0.01mm
3.00mm(親)+0.00mm(子)
暫定2001/11/13
1.375mm
-0.01mm
3.46mm(親)+0.00mm(子)
暫定2002/8/29
LO power最大化の他に、microphonic noiseに起因するレベル変動が 最小になるという観点も、場合によっては必要。
mixer
I-V特性を見られるように設定。
LO attenuatorを開き、電波信号起源のステップが生じるようにする
トンネル効果発生限界電圧直前のステップの中央にMixer biasを固定する
R-sky chopperを回転させる。スイッチは中央部左手のトグルスイッチ。
スペクトラムアナライザーをレベルメータとして用い、IF levelを図示させる。
IF converterのIF monitorにスペクトラムアナライザーをつなぐ。
center frequency=375MHz
span=0MHz
resolution bandwidth (RBW)=5MHz
Amplitude log-scale
R-skyの(dB scaleでの)差が最大になるように、LO attenuatorを調整する。必要があれば、Mixer biasも動かしてよい。
スペクトラムアナライザの画面で、microphonic noiseに起因する、 素速いレベル変動が見られる場合は、最初に戻って、これが最小になるように 再調整する。
R-sky chopperの電源を切り、回転を停める。止まった羽根が光路を遮らない ように、手で位置をずらしておく。