VST1 SISミキサーの電流-電圧特性

2001/11/14    半田利弘

接続/測定の仕方はここ

正常状態(電波信号入力なし)

正常に動作している場合、典型的なI-V特性は下図のようになる。
曲線の解説はここ

正常状態(電波信号入力あり)

正常に動作している場合、典型的なI-V特性は下図のようになる。


異常事態


特性曲線の説明

SIS素子の電流-電圧特性を調べると、 電波信号を入力しなくても基本動作が確認できる。 正常な素子の超伝導時の特性は以下のようになる。


測定方法

I-V曲線の書き方には、以下の3つの方法がある。 以下では、sweepの場合を示す。
  1. BIAS BOXを商用電源(AC100V)につなぐ。
  2. MIXER BIASをBIAS BOXのMIXERというところにつなぐ。
  3. オシロスコープの
  4. BIAS BOXのMODEをSWEEP MODEにする。
  5. MIXER BIASのPROTECTをはずす(上から下へ)。
  6. BIAS BOXのSafe→Operate、Protect→Operateとする。
  7. BIAS BOXのAMPLITUDEを適度に上げていく。
  8. オシロスコープのスケール,オフセットをずらして、I-V曲線の全体像を把握。
  9. BIAS BOXをFIXED BIAS MODEにする。
  10. トリプラーとローカルを導波管でつなぐ。
  11. ガンの電源をつなぐ。