cub2dto3d

名称

cub2dto3d - 実質的に2次元のマップを集めて3次元キューブを作る

使用法

cub2dto3d [ -z range | -z_range range ] [ -z_step range ] [ -auto_z yes | no ]

機能

cubloadないしは同等のコマンドによって生成された、 実質的には2次元のデータキューブの流れをまとめて3次元データキューブにする。

入力されるデータキューブはxおよびy軸に沿って拡がりを持つもので、第3軸である z軸沿いには1要素しか持たないものでなければならない。 出来上がりのデータキューブのz軸はオプションパラメータによって与えられる。 オプション-auto_zによって、入力データキューブのzの値を配慮するか どうかを切り替えられる。

軸の型、要素数、および画素データの単位は、このコマンドで同一であることを チェックする。

フィルタ種別

.cub | cub2dto3d | .cub

オプション

-z range | -z_range range
出来上がりデータキューブの第3軸すなわちz軸の範囲。 範囲を","で区切った2つの数値 あるいは1つの数値(軸が断面に垂直な場合)で指定する。 角度の場合は、STAR標準角度書式が使用できる。
-z_step
出来上がりデータキューブの第3軸すなわちz軸の画素刻。 角度の場合は、STAR標準角度書式が使用できる。
-auto_z yes | no
入力データキューブのzの値を評価するかどうかを決める。 yesならばデータキューブが流れる順に出来上がりキューブのz軸の先頭画素から 順次代入する。Noならば、ヘッダーのzの値によって最も近い画素位置に代入する。

デフォルト

-z 0,0 -z_step 1.0 -auto_z no -prm cub2dto3d.prm

環境変数

参照

cubload

バグ

履歴

ver.3.00
2002/6/24 T.Handa
ver.3.01
2003/8/19 T.Handa

マニュアルのバージョン

2003/8/19 T.Handa

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