角度の表現

使用法

[+|-][degd][arcmin[m|M|']][arcsec[s/S/"]]
[+|-][hourh][minm][secs]
[+|-]radianrad
最初の部分に"d"または"h"が含まれていれば、それに応じて"m"および"s"は自動的に"arc"あるいは"time"と解釈される。この"time"はもちろん赤経の単位で、1h = 15degである。

機能

STAR/ULTRAシステムのほとんどのコマンドは、角度の表現形式として以下の書式を使う。
おのおのの数値には小数を含めることができる。また、上限値(たとえば60.0)はない。符号は、つける場合には1文字目でなければならない。

例

-12d34m56s --> -45296.0 arcsec = -12.582222 degree
 12d34'56" -->  45296.0 arcsec =  12.582222 degrees
 34'56"    -->   2096.0 arcsec =   0.582222 degrees
-34M56S    -->  -2096.0 arcsec =  -0.582222 degrees
 12h30m    --> 675000.0 arcsec = 187.5 degrees
 30m15s    -->  27225.0 arcsec =   7.5625 degrees
 1.0rad    -->  57.297 degrees
　
-0d30m     --> -0.5  degrees
-10d-30m   --> -10.5 degrees
 10d-30m   --> -10.5 degrees
　
 12.5d      --> 12.5 degrees
 12.5d10.2s --> 45010.2 arcsec = 12.502833 degrees
　

履歴

ver.1.00

1998/5/20 T.Handa

マニュアルのバージョン

1998/5/23 T.Handa