目新しいことばかりでなかなついていくのが大変だった
自分でやっていないことばかりなので専ら聞くばかり。シーイングモニタの観測をはじめれば
出てきた情報の重要度がもう少し身近に分かるようになるかも。
Giovanelli がいなかったものの、Marc Sarazinと話せたのは収穫か
スペイン語人の割合がたかくて(~40%)ことばが分かりにくかった…なれないといかんな
シーイングモニタは高い台の上に置かないといけなさそう。最低一メートル。


Surveyed Area
SW USA シエラネバダ、ロッキー、New Mexico,
北Mexico
冬期はいい。
夏期は熱帯性の嵐がいっぱい。台風も来る…
雨量は南カリフォルニア(シエラネバダ山系)-北メキシコが極端に少ない
高度: Cal. White mountain peak 4343
Olancha peak 3696
Telescope peak 3359
AZ
NE Boundary peak 4007
Mexico San Pedro Martir 2800
Co. La Negra 4581
Nevado de Colima 4265
など
衛星で分かること
晴天率
曇天度(どれくらい見えるか)
水蒸気量
Data
GOES East/West
IR(10.7um(IR window),6.7um(WV))
1993-1999 (Meterosat 3/ GOES 8)
9.1 x 8.0km
地上温度、気圧、風速風向などは rawinsonde stationのデータ(29点)
方法
6.7umから出た水蒸気量(500-600hPa : 4400mより上)と地上の水蒸気量を比較
10.7umから出た温度(雲がないと地上温度)と地上温度の比較
PWV
Chajnantor 0.3mm (median)
Cloud Coverage
6.7umでは350hPa(8300m)以下の雲は見えない
6.7 opaque ---> opaque
not opaque -> 10.7um opaque ---> opaque
not opaque ---> Not opaque
3 x 3 pixel (12x12km) を見る -> airmass<2 の領域
9pix clear -> Photometrc
6-8 -> Spectroscopic
1-5 -> Cloudy
San Pedro Martir での比較 -> 良く一致する (Photometric 70%, Spectroscopic 10%)
Paranal での比較 -> 良く一致する (Photometric 83%)
差は数%
long term climatology (41 years)
Co La Negra -> increase trend of OLR (500mb q analysisは増加;一致するトレンド) : 晴天率が上がっているのか?
98年のEl Ninoは余り影響していないだろう。
結果
○晴天率
Photometric
南カリフォルニア- カリフォルニア半島にかけて70%の領域が広がる
Usable
同様の領域は80%を越える
ロッキーからアリゾナにかけては午後から前半夜にかけて対流の発生で天気が悪化する。
○水蒸気量(PWV)
PWV<3mm
先ほどの領域は60-70%
南に行くほど高くなる。(平均気温が上がって飽和水蒸気量が増えるから)
標高でも大きく影響を受ける(より低い気圧、気温)
あたりまえか。
○選択されたサイト
Boundary peak 4003
San Gorgonio 3503
Mt Graham 3268
Grapevine peak 2661
Hualapai peak 2564
San Jacinto Mtn
...
□Cloud cover
Gorgonino, Jacino, San Pedro : >80%
Boundary, Grapevine, Olancha, Palomar, Telescope : >70%
o Seasonal variation
北に行くと冬の天気が良くない。
南に行くほど冬の天気は良くなる。
o ランキング
(1) Gorgonio
Jacinto
San Pedro
(3) Olacha
Telescope
□PWV
Boundary, Pikes, Olancha : <3mm
o Seasonal variation
変動はそんなにはないが、やはり夏の方が大きい。
o ランキング (晴天率も考慮したもの)
(1) Boundary
(2) Olancha
(5) Pikes (晴天率が低いのでランクが落ちた)
Djorgovski からのコメント :どの山が候補かは余り一般に公開しないでほしい-政治的問題が起りやすい
□Cloud cover
Paranal >85%
Chajnantor 75% 日周変動はそんなにない (対流がそんなに起らない領域に入っている)
o Clour Coverage
Chascon(includes Chajnantor) 70/78% (Clear/Usable)
Tolar(2200m) 85/88%
Paranal 84/88%
Quimal 82/85%
o Ranking
(1)Quimal, Paranal
□PWV with Cloud Cover
o Ranking
(1)Chascon
(3)Pena
(4)Chaco, Quanquero
LMT(50m 0.8-3mm Antenna) site 4600m
Seeing(median)~0.8"
Cloud Cover = 64/74% (Photometric/Usable)
Wind =4/6.2 m/s (median/max)
90% (v<10m/s)
80% (vmax<10m/s)
9m/s の風のほとんどが北北西の風
RH=64% (median) -> 気温によるのでPWVに変換しないとわからんなあ…
Snow 20%; June-August
3-4yr design/development study -> $700M estimage Early site work funding $0.5M 現時点では共同開発は考えていないが… 予算のこともあって将来的には共同開発もありうるかも?! Site WS Djorgovski:Chair Chanan:Vice-Chair 2012 First light -> timeline is too short! 候補地: Maunakea, Chile(3-4), N.America(2);北アメリカはバックアップ 3.5年で$3.5Mかけて行う予定 4サイトを平行して調査(4セットの機器): まずチリ2個、Maunakea2個(summit ridge+ northern Shield) 長周期変動が問題。-> そんな大きくは変わらないが 地震頻度:気にしても仕方ないか…チリはMaunaKeaよりも悪い
CELT: fund, hardware
AURA(CTIO): DIMM/MASS software development
2003 Jan-Febにチリでサイト調査開始
システム DIMM/MASS
Telescope
Enclosure
Weather station
Cloud monitor
SODAR
Power System
-> Supervisor計算機で集中制御 - 外とのリンク
DIMMの問題
フレームレートが足りない(SBIG ST7をdrift-scan, binning modeが出来るようにしたい)
地表近くのレイヤー
..など
動力
815W+400W(Enclosureの開閉)
-> 3500-4500W Solar panel + 80kWhバッテリー
通信は衛星電話。ISDN速度、$6/min-> これよりも結構安くなっているらしい
-> Radio で飛ばすキットがあって、見通しがいいと50kmくらい飛ばせるらしい。
(ただし、9000baudくらい)
GSM/DIMMモニタ 4月から常勤のオペレータを雇ってはじめたところ 高さ5mのタワーの上でやりたい…
Tolar 2290m : 海岸沿い(8km)
Zona Minada - Mines around
町明かりは丘の向う
15kmくらい離れたところの道路のへッドライト
軍用地? そうだと逆にやりやすいか。
Antofagastaから180km
Cerro Honar 5400m
Weather stationあり
Cerro Quimal 4300m
San Pedroから25km
山と海岸の中間点あたりにある
いくつかの鉱山が比較的近くにあり。
(Calama/Chuqui から50-60km)
3700mまで車で行ける。後は徒歩。
ASTEの設置の時は現地の市長が知らなかった -> すこし問題になった?
現地民との対応は博物館長などよりかはSan Pedronの市長や現地ガイドあたりに
問い合わせる方がいい。(博物館員などは現地出身ではない)
光害問題は広報活動が重要
Cerro Tololo Optical All sky monitor 1kx1k SITe CCD Nikon 8mm 180deg fisheye フィルタ 3mピラーの上 一晩分をmedian filterを通したもので割るとコントラストが上がる。
標高4000m超のいいサイトがありそう(24degS, 67degW)
衛星データ(GOES 1999-2000, 10kmメッシュ)から晴天率を算出
候補地 2200-6872(!)m
晴天率 75-95%: 緯度29Sよりも北側が良さそう -> 晴天率の定義は?(Paranalで93%にもなっているが…)
道路アクセスがないところも結構あり。
町: Susques 4140m ; 集落ですな。
San Antonio de Los Cobres 3803m; まあまあ大きい町
アクセスなどが判明している分にはPaso de San Franciscoがベスト
一部PASP論文で読んだ気が…
DIMM ; Chico, Toco, Honarで観測(-2002 Mar)
WS ; Toco, Honar, Chico
○気温 寒すぎない
○風
強い 特に11-18、一般的に西風
高度が上がると風も強くなる。
○WV
ラジオゾンデ(150個)打ち上げ -> 逆転層がどこにあるか…WVの量に大きく効く
平野部よりも500メートルを越えた山頂なら
逆転層は日中は山頂を越えるが、夜間は山頂の下に来る
○ダスト量
1um超のダストはそんなにない。風が強くなるとすこし遅れて量が増える
○シーイング
Honar と Chicoでの同時観測
Cerro Chicoがベストのよう
Honarは15%悪化する
風速以外の気象パラメータとの相関はなさそう
MASS = Multi-aperture Scintillation Sensor
Presursor : "Schintillometer" (Ochs et al.)
リングのアパーチャ-4つ。
ドーナツのアパーチャのサイズによって大気のレイヤーに対する応答関数が違う。
-> 6fixed layers 0.5,1,2,4,8,16 のturbulance(Scintillation index ?)が引き出せる。
Detector : 4 PMIs
14cm telescope
PC+RT linux (RS485 I/F)
Auto-guiding
-> Ground layer 以外の大気の影響を除いたシーイング(Free-atmosphere seeing)が出るらしい。
DIMMではtotal seeing.
次世代: DIMMを組み合わせたもの。(瞳像を再結像して、そこにDIMM用にミラーを2個入れる)
結局イマイチ良く分からなかった…
シーイング
Ground Seeing/Free Atmosphere
1.5m 0.98"/0.5"
2.1m 0.56"/0.44"
速度
10-15kmの高度でもっとも速度が速い。(Jet stream)
Cn2とVの間には相関はなさそう
DIMMデータ(1994-)
シーイング 0.67/0.77" (median/average)
周囲には木があるらしい。-> 木があるとground layerはその上に来てしまう。
215GHz tau 測定
San Pedo Martir(Baja)で
1992 <tau215>=0.24
1999 <tau210>=0.14
7-9月の値が悪い。(tau>0.4)
サイト選択に際して、ELTでは NGWの影響が大きい。 (望遠鏡振動、星像質) 衛星のデータからNGWのmeso-scale(解像度400-500m)モデリング Paranal, Maidanakのデータの再現を試みているが…あまり出来ているように見えず。(とくに風が強いとき:>10m/s) 続きでこの問題を議論していたが… turbulence(Cn2)のシミュレーションもしていた(baloonの結果と比較) この話が最もついていけなかった…
Canary
o 28N, 16-17W
o trade wind + cold current
o 2400m
晴天率 70-80%
low dust (75%(夏)、90%(その他)の夜がdust-free)
DIMM (5mタワー…というか櫓)
WS (Mahoney et al, New Astronomy Review)
ATST(solar telescope), OWL, EURO50の候補地
Seeing 0.5-0.7" (median)
90%で1"以下
夏の方がいい。
風 2-6m/s, NEが主
40km/s以下になるのは90%
Teide Observatory : Laser launch (OGSのクーデ焦点から) -> Obs. at IAC80 => 2001/12 にNa レーザスポット観測