某社との打合わせが延びてしまい、少々遅刻した。 B班の林くんと丘さんはすでに来て、探されてしまった。すいません。 そのあと、ドーム内でCCDの起動をして、学部実験室に戻って 実習の技術的な説明など。 まあ、この辺まではいつものとおり。 xplnsで星選びをして陽が暮れるのを待つ。 ところが、天気はよくない。全天雲だらけ。 というわけで、曇ったときのため、急遽別メニューをする説明。 CCDのコンバージョンファクタと読み出しノイズを測定してもらうことにした。 その説明をやって、午後5時過ぎからドーム内で測定を開始。 とはいっても、最初は懐中電灯の明るさを変えたり、 迷光がでてその原因究明をしたりと試行錯誤で、結構時間がかかる。 ようやく7時過ぎに順調にデータがとれはじめて、外を見ると、 見事に晴れている…午後6時過ぎから晴れマークが出ていた天気予報を 信じるべきだった… というわけで、休憩を挟んで8時から観測開始。 こちらも大苦戦。そもそも、最初のデネブを導入しようとして なかなか入らず、入ったら今度はフォーカスを出しがおもうように行かない。 デネブでだいたい追い込んだものの、測定しようとしていたε-Casのシーイングが 安定せず(まあ、適当にやっていたのが悪いんだけど)、結局フォーカスが よくわからないものの、時間が10時を回りそうだったので少しピンぼけで データ取得。 しかも、ε-Casは4等星だったのだが、明るすぎた… なんとか0.1/0.2秒露出でしのげたものの、in-focusではかなり厳しそうだ。 そういえば、例年4等星くらいの星のそばの、6等級の星を探させていたんだっけ… 失敗。 林くん、丘さん、お疲れ様でした。 というわけで、来週のA班に残された任務は ・フォーカスをちゃんと合わす ・丁度いい星で観測をちゃんとする です。