2009年10月15日更新

三鷹・星と宇宙の日
天文学教育研究センター三鷹キャンパスでは毎年10月下旬に国立天文台・総合研究大学院大学と合同で特別公開を行ってまいりましたが、今年は名称を「三鷹・星と宇宙の日」と改めて開催することになりました。 通常は公開していない研究棟内部を開放し、展示や各種デモンストレーション、スタッフによる研究活動についての講演、大学院生によるミニ講演会、PCゲームやクイズラリーなど様々な企画を用意してお待ちしております。 みなさんお誘いあわせのうえ、是非一度お越し下さい。

2009年度の開催日時は:
2009年10月24日(土) 10:00〜17:00
(国立天文台の一部企画は 19:00まで)

です。
天文センターでの展示・企画(予定)
  • 展示
    • 東大アタカマ天文台計画(TAO)の紹介
    • 木曽観測所の紹介
    • 多色天体観測装置の紹介
    • 天体観測用赤外線カメラの展示
    • 開発中の新型電波観測装置の展示
    • 各種研究成果のポスター展示

  • 講演会
    テーマ
    宇宙のすがた
    講師
    土居 守 (教授)
    進行
    半田 利弘 (助教)
    時間
    12:00-12:40
    場所
    天文学教育研究センター講義室
    内容

    ガリレオ・ガリレイは初めて望遠鏡を宇宙へ向け、木星のまわりをまわる衛星を観察し、太陽をまわる地球や太陽系のすがたを思いえがきました。 ガリレオから400年、人類はよりすすんだ科学の力で、宇宙のすがたについてたくさんのことを学びました。 太陽系は天の川銀河をまわり、天の川銀河はおとめ座銀河団のかたすみでゆるやかにうごき、宇宙には銀河が無数にちらばっています。

     この講演では、100万個もの銀河を測って作った宇宙の地図を紹介しながら、わたしたちのまわりに広がる銀河宇宙のすがたをお話します。 さらに、宇宙地図をつかったり、うんと遠くの星の爆発を観測したりしてわかってきた宇宙のすがた、とりわけ、銀河が互いに遠ざかりあっている遠ざかり方がどんどん速くなっている謎の話などをしながら、宇宙のはてがどうなっているのかをみなさんに思いえがいていただこうと思います。

  • ミニ講演会
    テーマ
    天文学者の卵が贈る天文小話
    場所
    天文学教育研究センター講義室
    時間
    第1回 11:00-11:30「最新科学で探るSFの実現可能性
     〜タイムマシンから軌道エレベータまで〜」
    服部 公平
    第2回 14:00-14:30「太陽系からのメッセージ
     〜五感で感じる惑星の素顔〜」
    加藤 拓也
    第3回 16:00-16:30「十人十色の銀河たち
     〜望遠鏡の向こうに広がる世界〜」
    丘 栞
    内容
    話題性のある様々な天体について、それを研究テーマとしている大学院生がわかりやすく解説します。

  • コンサート
    内容
    ASTE望遠鏡の設置場所であり、TAO望遠鏡の建設予定地でもある アンデス地方の民謡を生演奏でお楽しみ下さい。
    場所
    (晴天時)天文学教育研究センター中庭
    (雨天時)天文学教育研究センター講義室
    時間
    第1回 13:00-13:40
    第2回 15:00-15:40
    出演
    東京大学民族音楽愛好会
  • イベント&ゲーム
    クイズラリー
    クイズに答えながら、天文センターの展示を完全制覇しよう。 正解者にはすてきなプレゼントを進呈します。(数に限りあり)
    アタカマ旅行ゲーム
    パソコン上のゲームでTAO建設予定地まで出かけよう。 君はたどり着くことができるか!?

アクセス
一般来場者用の駐車場はございません。 公共交通機関をご利用下さい。
(お体の不自由な方で車での来訪を希望される場合は、国立天文台の守衛所へお申し出ください。 別途対応させていただきます。)
問い合わせ先
東京大学 天文学教育研究センター
〒181-0015 東京都三鷹市大沢 2-21-1
電話: 0422-34-5021
電子メール:

リンク
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