A Practical Approach to the Classification of IRAS Sources Using IR Colors Alone


Walker, Cohen, Volk, Waincoat, Schwartz
1989 AJ 98, 2163 - 2181




 アブストラクト 

 IRAS 二色図上で既知の天体が占める領域をタイプ毎に調べた。タイプ間で 領域の重複があるため、IRAS 二色図のみで一意な決定は困難である。 しかし、銀緯は系内天体と系外天体の分離に役立つ。放射、吸収帯の影響も 調べた。  シリケイト放射は IRAS カラーに及ぼす影響が小さい。惑星状星雲は、原子 と分子輝線の影響がある。





図1.(a): IRAS 未同定(天体カタログにない)天体の [25]-[60] 対 [12]-[25] 2色図。(b): タイプ毎の占有区間。




図2.(a): IRAS 未同定(天体カタログにない)天体の [60]-[100] 対 [25]-[60] 2色図。(b): タイプ毎の占有区間。




表1.既知天体の占有区間。

 2.既知天体のカラー 


表2.LRS = 2 天体のパーセンテージ

表3.LRS = 2 天体 に GCVS カタログ天体を加えたパーセンテージ



表4.LRS = 3 天体のパーセンテージ

表5.LRS = 4 天体のパーセンテージ



図3.HIIRs の二色図。シンボル=大きさ

図4.HIIRs 二色図。黒四角=強い輝線を持つ HIIRs.白四角=輝線が弱い HIIRs. 黒三角=輝線ありの反射星雲。白三角=輝線なし反射星雲。 バツ=輝線あり PNe. 十字=輝線なし PNe.



図5a. |b| < 1 の未同定 IRAS 天体。

図5b.|b| > 30 の未同定 IRAS 天体。



図6a.|b| < 1 の未同定 IRAS 天体。

図6b.|b| > 30 の未同定 IRAS 天体。



図7a.|b| < 1 の赤い未同定 IRAS 天体。

図7b.|b| > 30 の赤い未同定 IRAS 天体。


 HIIRs 

 再結合線サーベイで観測され IRAS で検出された 120 北 HIIRs と 147 南 HIIRs を調べた。