IRC+10216 Mass Loss Properties through the Study of 3 mm Emission


Velilla-Prieto, Cernicharo, Agundez, Fonfria, Quintana-Lacaci, Marcelino, Castro-Carrizo
2019 AA ???,




 アブストラクト 

 IRC+10216 の SiO, SiS, CS ALMA のサブ秒マップと IRAM 30m データを調べた。 それらは広がった放射といくつかの強いシェルを示す。CS はもっとも広がりが 大きく、20" まで広がる。 SiS と SiO は両方とも 11" くらいまで広がるが SiS の方が少し小さい。H2 に対する割合 f は、f(SiO) = 10-7, f(SiS) = 10-6, f(CS) = 10-6 である。  分子分布は一様な球対称星風からのずれを示す。むらむらや低密度シェルが存在 し、外層部深くまで星間紫外光が浸透し、光解離域を内側に移動させる。 化学モデルの解離層半径の結果は観測と一致した。しかし、組成変化の予想 までは、モデルが単純なためにできなかった。 観測は、マスロスが数百年の時間変化することを示す。


 3.結果 

 表1.観測ラインのパラメター 



 図1.SiO J = 2-1 マップ 


左:星中心からの速度別フラックスマップ。右:強度マップ

 図2.SiS J = 5-4 マップ 



 図3.SiS J = 6-5 マップ 



 図4.CS J = 2-1 マップ 



 図5.SiO, SiS, CS の位置-速度図(PV diagram)


上段:ΔDec = 0 での PV図。下段:ΔRA = 0 での PV図。

 表2.星周シェルのパラメター 




図6.中心 0.1"x0.1" ピクセルのスペクトル。赤線=星の系統運動。  

図7.円周平均輝度の中心距離による変化。距離単位は Rs = 0".019. 黒破線=モデル。  



図8.IRAM 30-m 鏡によるスペクトル。ビーム巾は HPBW = 20".3(SiO J=2-1), 27".1(SiS J=5-4), 22".6(SiS J=6-5), 25".1(CS J=2-1). 青線=図9の組成プロファイルを使用したモデル。マゼンタ線=連続光光源 の存在をモデルに含めない場合。星とダストによる赤外ポンピングの効果を 見るため。

 

図9.実線=図7の円周平均をモデル化する際に使用した組成プロファイル。


表3.化学モデルでの母分子の組成。

 



図10.上:オレンジ線=CS J=2-1 等高線。青線= SiO J=2-1 等高線。 灰色= B+V で見えるダスト分布(Mauran, Huggins 1999) 十字=CN, HNC, HC3N の放射ピーク。
下:赤線=CS J=2-1 等高線。青線= SiO J=2-1 等高線。 黒線=C3N N=10-9. 背景のピンク=CN N=1-0. 上とはスケールが異なることに注意。


 7.結論 

 輝度マップ 

 図1−4、図7には、いくつかのシェルまたは部分シェルが見える。 それらは、幾度かのマスロス増加期があったことを示唆する。

 分子相対比 

 SiO, SiS, CS の H2 に対する相対比を計算した。それらは 振動を示し、マスロスの時間変化を反映すると見做せる。

  

 
 化学モデル 

 平均相対比 f(SiO)=10-7, f(SiS)=10-6, f(CS)=10-6 を基に化学モデルを作った。光解離半径 を観測とほぼ一致させることができた。しかし、振動を表現する 事は失敗した。


  

  

 

  

 

  

 
  

 

  

 

  

 



図.

  

  

 

  

 

  

 
  

 

  

 

  

 



図.

  

  

 

  

 

  

 
  

 

  

 

  

 



図.

  

  

 

  

 

  

 
  

 

  

 

  

 



図.

  

  

 

  

 

  

 
  

 

  

 

  

 



図.

  

  

 

  

 

  

 
  

 

  

 

  

 



図.


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