Parallaxes of White Dwarfs


Strand, K.A,
1971 IAU Symp. 42, 18 - 20




 観測 

 海軍天文台の視差観測 

 米国海軍天文台では 1964 年から年周視差の観測を開始した。観測対象は可視等級 が 12.5 等より暗い星で、他の証拠から固有等級も暗いと看做せるものが選ばれた。 初めの100星データ中18個が白色矮星であった。第2グループは50星で内12 個が白色矮星だった。それらの H-R 図を右に示す。

 

 視差が得られる最も赤い赤色巨星は B - V = 1.0 である。プログラムの最も 青い星は G191-B2B である。

図1.海軍天文台で得られた視差と測光に基づくHR図。マークは視差の 大きさでの区別。実線は Jhonson-Morgan の標準主系列。