オーエンスバレイ2素子干渉計でオリオン OH 源の位置を決めた。 BN 天体付近から出ていることが分かった。 | 収縮している星間雲が OH ライン源らしい。 |
観測 1967 年1月―7月にオーエンスバレイ2素子干渉計により、明るい OH 源を 数個観測した。ここではオリオン星雲の OH 源について報告する。観測の結果、 OH 源の位置は Becklin, Neugebauer (1967) と一致した。表1にその位置を示す。 OH 源の位置 ここに示したデータは 1665 MHz ラインの明るい成分、 3 - 11.5 km/s と 6.0 - 6.6 km/s のものである。OH 点位置は赤外源から 東西方向に 30" 伸び た赤外領域内にある。残念ながら南北方向の領域はデータがない。したがって、 それらと KL 天体との関係は不明である。 |
OH 源の赤外観測が必要 赤外源と OH 源は近接しているらしい。Solomonn 1967 のモデルでの 収縮しつつある星間雲内で OH ラインが形成されるという仮説がもっとも らしい。OH 源の赤外観測が必要である。 |