セロトロロ 1.5 m 鏡による SMC 星団 L3, L28, HW66, L100, HW79, IC1708, L106, L108, L109, NGC643, L112, HW84, HW85, HW86 のワシントン測光 C, T1, T2 を 行った。総計 213,516 星の測光を各 14.7'x14.7' 領域系14星団に対して行った。 CMDは周辺領域の星を参照にしてフィールド星の統計的除去を行った。 (T1,C-T1) CMD へのT等時線フィット、δ (T1) 指数から星団の年齢とメタル量を決めた。 | やや低メタルの ヒアデス型星団を除き、残りの 13 星団は 1.0 - 6.3 Gyr の中間年齢ー高齢 星団であった。メタル量は [Fe/H] = -1.4 から -0.7 に分布した。文献値と 合わせ、計 43 の 1 Gyr より高齢の星団サンプルが得られた。そこから年齢 分布を改訂した。t = 2 Gyr と 5 Gyr に超過がある。SMC 誕生から 4 Gyr の 間は星形成率は一定であったらしい。 |
![]() 図2.左上:L3 星団領域のファインディングチャート。点の大きさは明るさ に比例する。 右上:拡大領域内の星の CMD. 左下:周辺同じ大きさの領域の CMD. 右下:フィールド星除去後の CMD. |
![]() 図3.左上:L28 星団領域のファインディングチャート。点の大きさは明るさに 比例する。 右上:拡大領域内の星の CMD. 左下:周辺同じ大きさの領域の CMD. 右下:フィールド星除去後の CMD. |
![]() 図4.HW66 左上:星団領域のファインディングチャート。点の大きさは明るさに 比例する。 右上:拡大領域内の星の CMD. 左下:周辺同じ大きさの領域の CMD. 右下:フィールド星除去後の CMD. |
![]() 図5.左上:L100 星団領域のファインディングチャート。点の大きさは明るさに 比例する。 右上:拡大領域内の星の CMD. 左下:周辺同じ大きさの領域の CMD. 右下:フィールド星除去後の CMD. |
![]() 図6.左上:HW79 星団領域のファインディングチャート。点の大きさは明るさ に比例する。 右上:拡大領域内の星の CMD. 左下:周辺同じ大きさの領域の CMD. 右下:フィールド星除去後の CMD. |
![]() 図7.左上:IC1708 星団領域のファインディングチャート。点の大きさは 明るさに比例する。 右上:拡大領域内の星の CMD. 左下:周辺同じ大きさの領域の CMD. 右下:フィールド星除去後の CMD. |
![]() 図8.左上:L106 星団領域のファインディングチャート。点の大きさは明るさに 比例する。 右上:拡大領域内の星の CMD. 左下:周辺同じ大きさの領域の CMD. 右下:フィールド星除去後の CMD. |
![]() 図9.左上:L108 星団領域のファインディングチャート。点の大きさは 明るさに比例する。 右上:拡大領域内の星の CMD. 左下:周辺同じ大きさの領域の CMD. 右下:フィールド星除去後の CMD. |
![]() 図10.左上:L109 星団領域のファインディングチャート。点の大きさは 明るさに比例する。 右上:拡大領域内の星の CMD. 左下:周辺同じ大きさの領域の CMD. 右下:フィールド星除去後の CMD. |
![]() 図11.左上:NGC643 星団領域のファインディングチャート。点の大きさは 明るさに比例する。 右上:拡大領域内の星の CMD. 左下:周辺同じ大きさの領域の CMD. 右下:フィールド星除去後の CMD. |
![]() 図12.左上:L112 星団領域のファインディングチャート。点の大きさは 明るさに比例する。 右上:拡大領域内の星の CMD. 左下:周辺同じ大きさの領域の CMD. 右下:フィールド星除去後の CMD. |
![]() 図13.左上:HW84 星団領域のファインディングチャート。点の大きさは 明るさに比例する。 右上:拡大領域内の星の CMD. 左下:周辺同じ大きさの領域の CMD. 右下:フィールド星除去後の CMD. |
![]() 図14.左上:HW85 星団領域のファインディングチャート。点の大きさは 明るさに比例する。 右上:拡大領域内の星の CMD. 左下:周辺同じ大きさの領域の CMD. 右下:フィールド星除去後の CMD. |
![]() 図15.左上:HW86 星団領域のファインディングチャート。点の大きさは 明るさに比例する。 右上:拡大領域内の星の CMD. 左下:周辺同じ大きさの領域の CMD. 右下:フィールド星除去後の CMD. |
![]() 表16.T1, (C-T1) エラーと T1 の関係 |
![]() 表17.測光エラーの比較 |
![]() 図16.フィールド星除去後の星団 CMD の例1。実線=ベストフィット等時線。破線= エラー範囲。表19の第6,8列を見よ。 |
![]() 図17.フィールド星除去後の星団 CMD の例2。実線=ベストフィット等時線。破線= エラー範囲。表19の第6,8列を見よ。 |
![]() 図18.フィールド星除去後の星団 CMD の例3。実線=ベストフィット等時線。破線= エラー範囲。表19の第6,8列を見よ。 |
![]() 図19.フィールド星除去後の星団 CMD の例4。実線=ベストフィット等時線。破線= エラー範囲。表19の第6,8列を見よ。 |
![]() 図20.表5にある SMC 星団の年齢分布 |