銀河系での研究から、集団星形成には星団サイズと密度に強い制約が掛かる ことが判ってきた。それは二つの系列が存在することを意味する。他の銀河でも 類似系列が存在するのか? | 他銀河でも類似系列を発見したが、差もある。LMC, SMC では密度が銀河系 より低い。同じ密度で較べると核半径が小さい。 M83, アンテナ銀河では核 半径は銀河系と同じくらいだが、膨張速度が同じくらいかどうか不明である。 |
2種類の星団 Lada, Lada 2003 は銀河系の星は大部分が星団として生まれることを示した。 若い星団の密度は < 0.01 から 105 Mo pc,sup>-3 という 広い範囲に亘る。Naiz-Apellaniz 2001 は銀河系には二つのタイプの星団がある とした。Pfalzner 2009 は大きい星団にはスターバースト星団と "leaky" 星団の 二種類あるとした。 |
![]() 図1.銀河系における 103 以上の星団の密度と半径の関係。 ( 破線の意味が不明) ( Cyg OB2 はスターバーストの端にかかる) |
![]() 図2a.星団密度と半径の関係。紫丸= LMC/SMC. 白丸=銀河系。 ( 破線の意味が不明) |
![]() 図2b.星団と年齢の関係。 ( 破線の意味が不明) |
![]() 図3.サイズと年齢の関係。黒丸=アンテナ銀河。白丸=銀河系。 |
![]() 図4.星団サイズと年齢の関係。黒丸=M 83. 白丸=銀河系。 |