天の川のような星形成銀河の構造進化を星形成系列の進化から推測される星
総質量に基づいて追跡した。サンプル銀河は HST/WFC3 G141 NIR グリズムの
3D-HST 分光サーベイから選んだ。構造 CANDELS WFC3 画像に Sersic プロフ
ァイルフィットをして構造を決めた。z = 0 1010.5 Mo の星形成
母銀河の質量は z = 1 では約半分である。この晩期星質量増加は最近の元素
組成マッチ法からの結果と合う。
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z= 0 での星形成銀河の半光量半径はz= 1 以来 1.4 倍に増加している。この
半光量半径の増加は星質量と re ∝ M0.29 の関係
にある。星質量の大部分は外側部に集積するが、表面密度プロファイルは中心
部でも質量増加が継続していることを示す。そこではバルジまたは擬バルジが
標準的である。中心部での成長の一部は、 z = 1 銀河の H&alph; 撮像が中心
にピークを持つ事が示すように、星形成活動による。z = 1 時代から現在までの
間に R = 8 kpc での表面密度は 2 倍に成長する。これは太陽近傍での観測
と良く合う結果である。
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