アブストラクトO - A 型明るい巨星の分光視差を求めた。全部で 27 の恒星集団をカタログ化した。 内7つは l = 311° - 346° 太陽から 1400 pc に位置し、太陽と銀河中心 の間に横たわる腕の一部である。太陽が含まれる腕は、二つに分裂しているようだ。本文明るい早期型星の分光視差ヤ―キス天文台で明るい早期型星の分光視差を決めた。選ばれた星は、 (1)O5 - B1 の星全て。 (2)B2Ia -A5Ia, B2Ib - A5Ib, B2II - B5II, B2III - B3III これらの星の可視絶対等級の暗い方の限界は -3 付近である。これらの星の 大部分ははっきりした集合に含まれる。これら27の集合までの距離を決め、 表1に示した。lII ∼ lI + 32 である。 |
集団の位置 図1にそれら集団の位置を示した。小さい円は Stebbins,Whitford の 赤外観測、大円はSharpless, Osterbrock の可視像からの銀河中心核領域である。 銀河中心距離は 9 kpc とした。 腕 外側の2本の腕ははっきり見える。第3の腕の一部銀河中心方向 1.4 kpc の 所に見える。表3に示した8個の非常に遠方の星も図に白丸で示した。 太陽の属する腕 集団 III Cep, I Cam, I Aur, I Gem, I Mon は太陽を含む腕に属している。 |