DR2 G < 12 の 等級、カラー、視差を用い、 IMF, ノンパラメトリック 星形成史を含む15次元パラメター空間を調べた。それにはブザンソン銀河系 モデル高速シミュレイション BGM FASt と近似ベイジアンアルゴリズムを用いた。 DR2 データに 2 - 3 Gyr 昔の星形成バーストが刻み込まれていることが分かった。 現在の星形成率は 1 Mo/yr と判明した。また、 9 - 10 Gyr 昔から 6 - 7 Gyr 昔 に掛けて SFR が減少して行ったことも分かった。これは宇宙論的な星形成が z < 1.8 で低下するという傾向と一致する。 | 5 Gyr 昔からは星形成が活発になり 1 Gyr 昔まで続いた。我々の計算では円盤 で星形成に使われた質量の 50 % は 1 - 5 Gyr の間に含まれる。バーストの原因 は外部からの擾乱と思われる。さらに、M > 1.53 Mo では α2 = 2, M = 0.5 - 1.53 Mo では 1.3 であると分かった。 |
![]() 表1.年齢間隔、事前、事後PDF. |
![]() 表2.モデル変数のまとめ。 |
![]() 図2.ベストフィット SFR(t). |
![]() 図3.IMF の勾配。Salpeter 1955 は 1.3 である。 |