Gaia DR2 Reveals a Star Formation Burst in the Disc 2 - 3 Gyr Ago


Mor, Robin, Figueras, Roca-Fabrega, Luri
2019 AA 624, L1 - L6




 アブストラクト 

 DR2 G < 12 の 等級、カラー、視差を用い、 IMF, ノンパラメトリック 星形成史を含む15次元パラメター空間を調べた。それにはブザンソン銀河系 モデル高速シミュレイション BGM FASt と近似ベイジアンアルゴリズムを用いた。 DR2 データに 2 - 3 Gyr 昔の星形成バーストが刻み込まれていることが分かった。 現在の星形成率は 1 Mo/yr と判明した。また、 9 - 10 Gyr 昔から 6 - 7 Gyr 昔 に掛けて SFR が減少して行ったことも分かった。これは宇宙論的な星形成が z < 1.8 で低下するという傾向と一致する。  5 Gyr 昔からは星形成が活発になり 1 Gyr 昔まで続いた。我々の計算では円盤 で星形成に使われた質量の 50 % は 1 - 5 Gyr の間に含まれる。バーストの原因 は外部からの擾乱と思われる。さらに、M > 1.53 Mo では α2 = 2, M = 0.5 - 1.53 Mo では 1.3 であると分かった。


 1.いんとろ 

 2.BGM FASt 

 3.BGM FASt 

 4.データ解析 


表1.年齢間隔、事前、事後PDF.  

表2.モデル変数のまとめ。  





図1. G < 12 の Mω - (GBP-GRP) 図。上段: |b| = [30, 90]. 中段:|b| = [10, 30]. 下段:|b| 6lt; 10. 第1列:Gaia DR2データ。第2列:Mor18のベストモデル(SFRは指数関数型で α=3).第3列:今回のノンパラメトリック SFH によるベストフィット。 α=3. Stilism 減光マップを使用した。第4列:第2ー第1の残差。 第5列:第3ー第1の残差。


図2.ベストフィット SFR(t).  

図3.IMF の勾配。Salpeter 1955 は 1.3 である。