球状星団 M4 内のRGB と RHB に属する 8 星から太陽型振動を検出した。 観測データは K2 Campaign2 計画の測光から得られた。 | 恒星モデルから示唆される補正項 Δν を適用して、CMD フィット から得られる値と一致する質量を得た。 |
![]() 図1.M4 の CMD. Milone et al 2012 の減光マップを使用して赤化補正した。 実線= BaSTI 等時線。色付き丸=太陽型振動発見の星。 ![]() 恒星質量を得る4通りの式 ![]() 表2.各星の平均質量。 |
![]() 図2.M4 K-型巨星の振動パワースペクトル。一番下が RHB 星。 破線=動径振動。一点破線=四重極振動。四角枠=各星のパワー スペクトルのパワースペクトル。枠中の灰色帯=Δν/2 は振動のピークのほぼ周期的な間隔を示す。 |
![]() 図3.式(1)-(4) で求めた恒星質量。上枠:Δν 補正なし。下枠:あり。 水平実線と破線=二つのヘリウム量を仮定して得たモデルRGB 質量の 1σ区間。 |
![]() 表3.M4 の距離モジュラスと伴う不定性。 |