The Surface Distribution of the Stars Brighter than Photographic Magnitude 14.0 in the Region of the LMC


McCuskey
1935 Harv.Cir 401, 1 - 13




 アブストラクト 

 B 等級 9.0 - 14.0 等の星計数を LMC 周辺 215 平方度で行い、 等密度図を作成した。  LMC は南北直径 10.1°, 東西径 11.0° であることが分かった。


 1.イントロダクション 

 LMC背景光の広がり 

 Shapley 1934 は小縮尺の乾板のマイクロフォトメタ―測定に基づき、LMC の暗い星による背景放射が直径 12 ° にわたり広がっていることを示した。 これは以前に想定されていた 7° よりかなり大きい。
 星計数による確認 

 この論文では写真等級 14.0 等までの明るい星の星計数を行ってその結果を 確認する。また、LMC本体から離れた位置にある超巨星の確認を目指す。 


 2.観測 

 撮像 

 観測は Bloemfontein 8 インチ望遠鏡による 1mm = 179" 乾板 10 分露出 撮像を 17 系列で行った。観測は、LMC,標準星域、LMC...の順に 行った。画像の質の悪いものを除き、 35 枚の乾板が残った。

表5.LMC の直径



表1.B乾板の距離補正




表2.外側での平均距離補正

 表3=最終結果 




表3.最終結果。N=示された等級より明るい星の1平方度当たりの数。

 図1 等密度線 









 図2=南北断面密度図 



 図3=東西断面密度図