SDSS Surface Photometry of M31 with Absorption Corrections

   Tempel, Tuviken, Tamm, Tenjes, 2001, AA 526, 155 -

 SDSS の ugriz 画像から M31 の減光補正した表面輝度と色指数の分布を得た。 減光の評価には Temple et al 2010 の銀河モデルと遠赤外観測結果を援用した。 その結果、M31 は短軸に沿って対称でないか、ダストの性質が銀河系と




図1.(a) SDSS g フィルター画像。 (b) 減光補正後の画像。 (c) マスクした領域を (b) に加えた。


図3.短軸に沿っての減光補正前と後の表面輝度分布。赤点線=近い側(NW 方向) 青破線=遠い側 (SE 方向)。黒実線=楕円近似平均等級。


図5.(上)実線=最終モデル。灰色=観測。(下)観測軸比


図7.UBVRI システムでのカラー分布。

異なることが判った。もし、銀河系と異なるダストモデルを仮定して、 表面輝度分布とカラー分布を提示した。 M31 全体では、(U-B)o=0.35, (B-V)o=0.86, (V-R)o=0.63, (R-I)o=0.53, である。減光補正した M31 全体の等級は Bo=4.10, Vo=3.24 である。




図2.楕円近似で平均した輝度観測プロファイル。UBVRI システムに変換。灰色 は不確性定表示。(左)長軸、(右)短軸


図4.(a) g フィルターでの光学深さ τmax (b) ベストフィットモデルによる減光マップ。 (c) 楕円平均光学深さプロファイル。


図6.楕円平均したカラー。実線=モデル。灰色=観測。カラーは M31 固有 減光曲線で補正した。


図A1.g バンド輝度分布の各成分の寄与。