HST/ACS Observations of RR Lyrae Stars in Six Ultra-Deep Fields of M31

   Jeffery + 8,   2011 AJ 141, 171 -

 以前より広い範囲での RR Lyr の変光を調べた。初めの銀河中心から 11 kpc 領域で 55 RR Lyr を発見したのに加え、残り 5 箇所の内 4 箇所で RR Lyr を 発見した。




図1.6 観測領域の位置(背景は Feruson et al 2002 の星密度マップ)  楕円は中心距離 30 kpc 。図は Brown et al 2009 より。


図3.ストリームでの RR Lyr


図5.ハロー 35b 領域での RR Lyr


図7.ストリームの RR Lyr


図9.ハロー 35b 領域での RR Lyr


図13.RRab 星の E(V-I) 分布。破線= 領域の平均赤化 (Schlegel et al 1998) 点線=各星の赤化の平均。


図15.赤化補正後の領域毎の RRab 可視等級 Vo


図17.メタル量決定の3方法の比較。(上)

 それらは、円盤で 21 個、ジャイアントストリームで 24 個、 21 kpc 地点で 3 個、35 kpc のハローで 5 個 である。35 kpc ハローの もう一箇所では一つも見つからなかった。大部分は Oosterhoff I 型のようで あるが、11 kpc 領域は中間型か混合型のようである。 幾つかの方法で、距離やメタル量を求め、比較した。




図2.(上)円盤領域の CMD (Brown et al 2009 より) 四角=セファイド。 (下) 上図の灰四角を拡大。バツ= RRab, 三角= RRc


図4.ハロー 21 領域での RR Lyr


図6.円盤での RR Lyr 変光曲線。周期順。RR Lyr テンプレート変光 曲線をフィットした。黒点= F606W, 灰点=F814W.


図8.ハロー 21 領域の RR Lyr


図10.見つかったセファイドの変光曲線。


図11.5 領域での RR Lyr 周期分布。細線= RRab, 太線=RRc、 破線= 各タイプの中間値。


図12.各領域での Bailey ダイアグラム。実線は銀河系球状星団の Oosterhoff クラス。丸= RRab タイプ。三角= RRc タイプ。ハロー11 は 中間型に見える。ストリームは OoI 型で、c タイプの比と ab タイプの 平均周期からも予想されていた。円盤も c 型の比が中間型に近いに拘らず OoI 型である。ハロー 21 と ハロー35b の RR Lyr 数は小さすぎて決めら れない。


図14.3つのメタル量決定法による RRab 型星の規格化メタル量分布。


図16.k(1.5)puls パラメターの分布。