以前より広い範囲での RR Lyr の変光を調べた。初めの銀河中心から 11 kpc 領域で 55 RR Lyr を発見したのに加え、残り 5 箇所の内 4 箇所で RR Lyr を 発見した。![]() 図1.6 観測領域の位置(背景は Feruson et al 2002 の星密度マップ) 楕円は中心距離 30 kpc 。図は Brown et al 2009 より。 ![]() 図3.ストリームでの RR Lyr ![]() 図5.ハロー 35b 領域での RR Lyr ![]() 図7.ストリームの RR Lyr ![]() 図9.ハロー 35b 領域での RR Lyr ![]() 図13.RRab 星の E(V-I) 分布。破線= 領域の平均赤化 (Schlegel et al 1998) 点線=各星の赤化の平均。 ![]() 図15.赤化補正後の領域毎の RRab 可視等級 Vo ![]() 図17.メタル量決定の3方法の比較。(上) | それらは、円盤で 21 個、ジャイアントストリームで 24 個、 21 kpc 地点で 3 個、35 kpc のハローで 5 個 である。35 kpc ハローの もう一箇所では一つも見つからなかった。大部分は Oosterhoff I 型のようで あるが、11 kpc 領域は中間型か混合型のようである。 幾つかの方法で、距離やメタル量を求め、比較した。![]() 図2.(上)円盤領域の CMD (Brown et al 2009 より) 四角=セファイド。 (下) 上図の灰四角を拡大。バツ= RRab, 三角= RRc ![]() 図4.ハロー 21 領域での RR Lyr ![]() 図6.円盤での RR Lyr 変光曲線。周期順。RR Lyr テンプレート変光 曲線をフィットした。黒点= F606W, 灰点=F814W. ![]() 図8.ハロー 21 領域の RR Lyr ![]() 図10.見つかったセファイドの変光曲線。 ![]() 図11.5 領域での RR Lyr 周期分布。細線= RRab, 太線=RRc、 破線= 各タイプの中間値。 ![]() 図12.各領域での Bailey ダイアグラム。実線は銀河系球状星団の Oosterhoff クラス。丸= RRab タイプ。三角= RRc タイプ。ハロー11 は 中間型に見える。ストリームは OoI 型で、c タイプの比と ab タイプの 平均周期からも予想されていた。円盤も c 型の比が中間型に近いに拘らず OoI 型である。ハロー 21 と ハロー35b の RR Lyr 数は小さすぎて決めら れない。 ![]() 図14.3つのメタル量決定法による RRab 型星の規格化メタル量分布。 ![]() 図16.k(1.5)puls パラメターの分布。 |