減光を補正した表面輝度を復活させるモデルを作り、それを M31 に適用した。
銀河モデルは軸対称な恒星種族の重ね合わせで、ダスト円盤が固有減光効果を
表わすために導入された。
![]() 図1.ダスト円盤モデルの幾何学。A,B,C点までの光学的深さが 示されている。 ![]() 図3.温かいダスト成分の温度と強度。(a) 暖かいダストの温度。(b) その 1σ (c) 暖かいダストの 100 μm 強度 (d) その 1σ ![]() 図5.式10を使い、冷たいダスト成分から導いた光学的深さの4象限を重ねた マップ。(a) 観測光学的深さ。(b)モデル光学的深さ。(c) 実線=モデル(b) を Y = 0 でカット。赤線=単純な指数関数型ダスト円盤モデルの予測。(d) 観測と モデルの残差 ![]() 図7.点=観測。太い実線=ダスト減光を受けたモデル表面輝度。薄い実線= 減光を受けないモデル表面輝度。(左)長軸沿い。(右)短軸沿い。 ![]() 図9.短軸沿い V - I カラー変化。 ![]() 図11.灰色帯=ダスト減光Av と以前の決定との比較。 |
M31 では暖かい(56 - 60 K)ダスト成分と冷たい(15 - 19 K)ダスト成分が区別
された。暖かい成分の温度は腕で最も高かった。冷たいダストの温度は中心付近では
25 K に上がる。強度重み付きでのダスト平均温度は中心で 32 K, R = 7 kpc で
20 K である。
![]() 図2.黒点=Spitzer, 四角=IRAS。(a) バルジ。(b) 腕間域。(c)腕。 破線=温かいダストと冷たいダスト。赤線=和。 ![]() 図4.冷たいダスト成分の温度と強度。(a) 冷たいダストの温度。(b) その 1σ (c) 冷たいダストの 100 μm 強度 (d) その 1σ ![]() 図6.楕円をフィットして決めた FIR 強度分布。(上)Spitzer 24, 70, 160 μm 。(下)モデル 100 μm 強度分布。 ![]() 図8.長軸沿いのカラー変化。点=観測。実線=モデル。破線=減光補正モデル。 ![]() 図10.減光度の変化。(上)長軸。(下)短軸。 |