Exploratory C Star Search in the Disk of M 31 beyond 30 kpc

  Battinelli, Demers    2005 AA 430, 905 - 910

 M 31 円盤の中間年齢種族がどこまで広がっているのかを探るため、 南長軸 に沿って 5領域、430 arcmin2 の探査を行った。観測は Telescopio Nazionale Galileo で 2003 年 7 - 8 月に、 R, I, CN, TiO バンドを用い、0.275/pixel 一視野 9'.4 × 9'.4 で行った。 我々は 10 個程度の炭素星を得た。 少なくとも中間年齢種族に関する限り、円盤の縁に達した。




図1.観測領域の位置。点=既知炭素星。バツ=今回発見の炭素星。破線=長軸。 円=球状星団 G 1, 三角= G 1 領域。楕円= Ferguson et al 2002 の密度超過。


図3.加算した色等級図上での AGB 領域。


図5.5領域での二色図。二つのボックスは C-星と M-星を示す。

 Ferguson et al 2002 が星団 G 1 付近で見出した密度超過に伴って、炭素星が 増加している証拠はなかった。視線速度を測れば、最も遠くで見つかった炭素星、 40 kpc で、が実際に円盤メンバーかどうかを知ることができるであろう。




図2.5 領域の色等級図。


図4.長軸に沿った 88 arcmin2 上での AGB 星の数。破線= Durrell 2001 の R1 での計数。


図6.Battinelli et al 2003 からの炭素星(白丸)光度分布。黒丸=今回の 炭素星。(上)赤化補正した I 等級。(下)輻射等級。