最近の測光観測に合わせて、論文 III の結果を改訂した。以前のセファイド
測光結果がどれも同じような精度ではなかったことが示された。前の論文で使った
方法により 31 セファイドのカラーと周期 - 平均カラー関係が導かれた。それは、 〈B-V〉o = -0.101(log P)2 + 0.5385log P + 0.2644 | Johnson 1960 の星団測光視差に基づいて、星団セファイドの絶対等級が決まった。 脈動定数 Q の周期 P に対する依存性が求まった。 距離決定の方法を述べる。 |
![]() 図1.セファイドと超巨星の (B-V) - (P-V)E 関係。黒点=非変光 超巨星。白点=8個のセファイドの極大と極小。直線は近似式: B-V = 0.963(P-V)E + 0.12 |
![]() 図3.スペクトル型と固有カラーの関係 |
![]() 図4.周期・平均カラー関係。実線は 〈B-V〉o = -0.101(log P)2 + 0.5385log P + 0.2644 黒丸=5個の星団セファイド。 |
![]() 図5.太陽から 2 kpc 以内のセファイドの周期・振幅関係 |
![]() 図6.amplitude defects と δ(B-V)o の関係 |
![]() 図8.セファイドの HR 図。星団セファイドは名前が付いている。周期ラインの ゼロ点はこれらの星で決まった。 |