Color Excess for Supergiants and Clasical Cepheids V. The Period - Color and Period - Luminosity Relations : A Revision


Kraft
1961 ApJ 134, 616 - 631




 アブストラクト

 最近の測光観測に合わせて、論文 III の結果を改訂した。以前のセファイド 測光結果がどれも同じような精度ではなかったことが示された。前の論文で使った 方法により 31 セファイドのカラーと周期 - 平均カラー関係が導かれた。それは、
⟨B-V⟩o = -0.101(log P)2 + 0.5385log P + 0.2644
 Johnson 1960 の星団測光視差に基づいて、星団セファイドの絶対等級が決まった。 脈動定数 Q の周期 P に対する依存性が求まった。 距離決定の方法を述べる。





表1.銀河星団に属する5個のセファイドの色超過、 絶対等級、平均固有カラー。




表2.DL Cas の Γ 測光。


図1.セファイドと超巨星の (B-V) - (P-V)E 関係。黒点=非変光 超巨星。白点=8個のセファイドの極大と極小。直線は近似式: B-V = 0.963(P-V)E + 0.12

図3.スペクトル型と固有カラーの関係





表4.31 古典セファイドの色超過、絶対等級、平均固有カラー。


図4.周期・平均カラー関係。実線は
⟨B-V⟩o = -0.101(log P)2 + 0.5385log P + 0.2644
黒丸=5個の星団セファイド。

図5.太陽から 2 kpc 以内のセファイドの周期・振幅関係



図6.amplitude defects と δ(B-V)o の関係

図8.セファイドの HR 図。星団セファイドは名前が付いている。周期ラインの ゼロ点はこれらの星で決まった。





表6.Wesselink の方法による 絶対等級をこの論文の値と比較。