銀河面上の9点で分解能 10′ 4.2 GHz、15.5 GHz で 銀河系背景放射の観測を行った。背景放射尾根上の輝度温度は 15.5 GHz で 0.07 K であった。観測結果は過去のより低周波の観測と合わせて、 1.4 GHz から 15.5 GHz 間のスペクトルを得た。 | X Cyg のスペクトルは主に熱的であることが判った。腕間空間の点及び 内側銀河系の点からは熱的と非熱的の混合放射が得られた。ターンオーバー は 3 GHz 付近で起きる。スペクトル指数は -3 であった。 |
観測点 観測点 A - D は l = 23 - 32 の間、内側腕の方向にある。点 G - J は Cyg X 領域にある。E と F は腕間空間方向とサジタリウス腕の非常に弱い 方向に向けた。観測は点源を避けて行った。 |
ドリフトスキャン 観測はドリフトスキャン法で行われた。図3a - f はその結果得られた等高線 マップである。 |