1111 FGK 矮星の Na,Mg, AL, Si, Ca, Ti, Cr, Ni, Co, Sc, Mn, V 組成を解析 した。サンプルは HARPS GTO 惑星探査プログラムから採った。109/1111 は巨大 惑星を宿し、26 はnptunian と super-Earth を宿す。論文の目的は、(1)星種 族が異なった時に元素組成の傾向に差が生じるのか、(2)それらの [X/H] により 惑星宿主星と非宿主星を特性付けることである。 | HARPS スペクトルの等値巾はARES コードにより自動的に測定される。スペク トル解析プログラムMOOG と ATLAS9 大気グリッドにより [X/H] を定めた。星種族 の分離には運動学的方法と化学的方法を使用した。Mg, Si, Ti により化学的に薄 い円盤と厚い円盤を分離した結果は Na, V, Ni, Mn でも同じ結果をもたらすことが 判った。 Na, V, Ni, Mn ははっきりしない。 |
![]() 図5.他研究の結果との比較。赤四角=Bensby05, 青点=Valenti, Fischer2005, 緑三角=Gilli et al 2006, mazenta asuterisuku = Takeda 2007. |
![]() 図7.[α/Fe] - [Fe/H] 図。青三角=厚い円盤。赤丸=薄い円盤。 緑アステリスク=薄い円盤と厚い円盤の中間星。黒バツ=ハローと厚い円盤の 中間星。マゼンタ四角=ハロー。黒破線=高α星と低α星の境界線。 |