AGB星の測光マニュアル(2001.09.07) | (更新2001/12/20 Sy)
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１.on-focusの測光
１) imexamでfwhm、Sky-sigmaを測定する
２) editerで cl スクリプトファイルを作成
onf.cl (スクリプト file-name)
(中身)
daofind BL61214.fits fwhm=3 sigma=70 thre=5
phot BL61214.fits coords=BL61214.fits.coo.1 aper=6 ann=10 dann=5
注) 変えるところは、file-name,fwhm,sigma
３)測光
> cl < def.cl ( で BLxxxxx.mag.1 ができる)
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２.off-focus
１) editerで測定星のXY-positionを入力
xxxxx.xy (XY Data file-name)
(中身)
123 234
231 345
２) editerでclスクリプトファイルを作成
def.cl (スクリプト file-name)
(中身)
phot BL61214 coo=61214.xy aper=10 ann=10 dann=5 calgori=n
注) 変えるところは、file-name,aper,ann
各defocus量のaper,ann
defocus aper ann dann
△０ ６ １０ ５
△１ １０ １０ ５
△２ １５ １５ ５
△３ ２５ ２５ ５
△４ ４０ ４０ ５
△５ ６０ ６０ ５
３)測光
> cl < def.cl ( で BLxxxxx.mag.1 ができる)
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3.暗い星の測光
(複数枚のフレームを取得している事が前提)
１) 画像のShift量を求める
○ 重ね合わせを行なう画像SAO-imageに表示して、imexamで適当な星のポジションを測る。
○ imshift コマンドで画像をシフトする。
○ imcombin コマンドで画像を加算平均する。
> imshift file-name shift-file-name X-shift Y-shift
> imcombin @file-list add-file-name
> wfits add-file-name.imh add-file-name.fits (fits-fileにする場合)
２) editerで cl スクリプトファイルを作成
onf.cl (スクリプト file-name)
(中身)
daofind add-file-name.fits fwhm=3 sigma=70 thre=5
phot add-file-namee.fits coords=add-file-name.fits.coo.1 aper=6 ann=10 dann=5
注) 変えるところは、file-name,fwhm,sigma
３)測光
> cl < def.cl ( で add-file-name.fits.mag.1 ができる)
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4.変光検出及び図のプロット(redstar)
１) 下準備
○ 測光データをIRAS NO.毎のディレクトリに移す。
> cd /scr_st0/prj101/obsdata/IRASxxxxx±xxxxx/
> mv /scr_st1/prj101/2001Nov27/BLxxxxx.fits.* .
== ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
※ ==はcpでも良い。また、~~~の作業ディレクトリはscr_st1/ ~ scr_st2/を用いる。
○ 測光データファイルのファイル名リストファイルを更新する。
> mule IRASxxxxx±xxxxx.lst
(faileの中身)
BL64000.fits.mag.1
BL64020.fits.mag.1
・
・
２) redstarにかける
● on-focus、まだ一度もredstarにかけたことがない場合
> redstar05 -N20 -E0.5 -c IRASxxxxx±xxxxx.lst
(-E0.5 はPGPLOTのwindow size の指定)
○ mag-dataにerrorがなければ、次のメッセージ出る。
Graphics device/type (? to see list, default /xwin):
RETURN-keyを押す。
○ ２つのWindowが現れる。
★ 星のプロット図
★ 等級−等級図
○ 変光を見たい星にマウスカーソルを当て変光度を見る。
・変光を見みたい星にマウスカーソルをもって行き、左ボタンを３回押す。
・マウスで選択した星の変光カーブがプロットされる。
★ 変光プロット図
・コマンドwindowでRETURN-keyを押す。
○ 変光天体の決定。
・変光が確認された星にマウスカーソルをもって行き、左ボタンを１回押し、
次に右ボタンを１回押す。
・RETURN-keyを２回押す。
◎ 次回からは
> redstar05 -a -N20 -E0.5 -c IRASxxxxx±xxxxx.lst
(-E0.5 window size decision)
RETURN-keyを押す。
Graphics device/type (? to see list, default /xwin):
・のメッセージの後、RETURN-keyを押す。
・すぐに変光プロット図が現れる。
RETURN-keyを押す。
● de-focusの場合
> redstar10 -N2 -E0.5 -c IRASxxxxx±xxxxx.lst
~~~
※ ~~~ 写っている星の数
注) フレームによって写っている星の数が違う場合は、一番少ない
フレームの星に統一するようデータを編集する。
○ de-focus量の大きいため星の位置精度が悪い場合は
> redstar20 -a -N2 -E0.5 -c IRASxxxxx±xxxxx.lst
~~~
※ ~~~ 位置精度の具合で 10 20 を使い分ける。
○ 次回からは
> redstar10 -a -N2 -E0.5 -c IRASxxxxx±xxxxx.lst
~~
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5.観測状況図及び変光一覧図の作成
１) 観測状況図の作成
○ 一次処理プログラムを動かす。
・一次処理を行なうと自動的に観測リストが更新さっれる。
・リストは、/scr_st0/prj101/OBS/Obs-list にあります。
注) 観測を行なってが、写っていない場合等はObs-listからそのオブジェクトを削除して下さい。
・一次処理の動作方法は、2001年6月6日の『木曽IRAS観測・解析状況』レポート参照。
○ プロットプログラムを動かす。
> cd /scr_st0/prj101/OBS/
> obsplot
ディレクトリに下記のファイルが作成される。
PS_file GIF_file
obsplot1.ps obsplot1.gif
obsplot2.ps obsplot2.gif
これで、IRASのホームページの図はこれに更新される。また、紙にプリントする場合は、lpr で行なう。
２) 変光一覧図の作成
○ 下記のディレクトリに移動して、
> cd /scr_st0/prj101/obsdata/
> alllist.csh
・ディスプレイに表示される図をチェックしながら、ENTER-Keyを押す。
・もしプロットプログラムがハングしたら、そのオブジェクトナンバーを控え、alllistから削除して、
もう一度行なう。
> mule alllist
> allplot2.csh
~~
・allplot.ps という SP-file が作成されるので、必要な場合は lpr する。
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