チリ・アタカマ高地の標高 5,640m に口径 6.5m 赤外線望遠鏡を
建設する東京大学アタカマ天文台(TAO)計画の第1歩として
2009年3月に完成した 1m 望遠鏡を用いて、我々のグループでは
Atacama NIR camera (ANIR) ※ による観測的研究を進めています。
(※)ANIR の装置概要は下記をご覧下さい。
http://www.ioa.s.u-tokyo.ac.jp/kibans/anir_en/
2010年度も国内外の様々な分野の研究者と協力し、
惑星状星雲から系外銀河まで幅広い観測対象について
多くのデータを取得してきました。
そこで、現在進行中の研究の進捗を報告しあうとともに、
ANIR を用いた来年度以降の観測提案を募るサイエンスワークショップを
開催いたします。
(来年度1回目のランは4月上旬から約1ヶ月間の予定です。)
日時 | 2011年3月10日(木) 10:00 - 17:00 |
場所 | 東京大学 天文学教育研究センター 講義室 |
お問い合わせは 東大天文センター 小西 までお願いいたします。
時間 | 講演者 | 題目 | 発表資料 |
10:00-10:20 | 本原 | ステータスレポート、S11Aについて | |
系内天体 | |||
10:20-10:40 | 田中 | LMC大質量星クラスターでのWolf-Rayet星の探索 | |
10:40-11:00 | 中島 | YSO食連星の探査 | |
11:00-11:20 | 田辺 | M型星の水の系統的探査 | |
11:20-11:40 | 大澤 | SN 2010da 可視・近赤外観測結果報告(仮) | |
(昼食) | |||
13:00-13:20 | 末永 | M型星まわりのトランジット地球型惑星のKバンドトランジット観測 | |
系外天体 | |||
13:20-13:35 | 峰崎 | CCD image distortion, CCD flat/sky, IR array latent image | |
13:35-13:55 | KUNCARAYAKT | Deep optical-NIR imaging of nearby supernova sites | |
13:55-14:15 | 舘内 | 近傍銀河Paα輝線サーベイ | |
14:15-14:30 | その他の継続中・新規の観測提案 | ||
議論 | |||
14:45-16:00 | 議論 -赤外フィルター交換について -S11A 観測時間割りについて |
TBD