ANIR可視カメラの EEV用改良系について検討してみました。 資料を添付します。 光路図
![]() |
ANIR可視カメラ(EEV用)_layout.bmp |
![]() |
ANIR可視カメラ(EEV用)_spotdiagram(+0.0).bmp |
![]() |
ANIR可視カメラ(EEV用)_spotdiagram(-0.2).bmp |
![]() |
ANIR可視カメラ(EEV用)_spotdiagram(+0.2).bmp |
![]() |
ANIR可視カメラ(EEV用)_layout(grism).bmp |
![]() |
ANIR可視カメラ(EEV用)_spotdiagram(grism).bmp (スポットダイアグラムでは 0.45〜.09μm が分かれて結像する 様子をプロットしてあります。実際にはオーダーソートフィルターを 併用するでしょうから、この一部しか結像しませんが) |
参考の設計値をお送りいたします。 仕様案 T(ave)1210-2000nm≧90%(AVE) R(ave)500-1000nm≧60% 入射角:45度 価格は合計**万円見ていただければ問題ないと思います。
ANIR用ガイダーについて考えてみました。 図を添付します。 タイプ-1 の光路図およびスポットダイアグラム CP0014-071022-01.pdf CP0014-071022-01-SD.bmp 表示の矩形は □1000um タイプ-2 の光路図およびスポットダイアグラム CP0014-071022-02.pdf CP0014-071022-02-SD.bmp 表示の矩形は □200um 両タイプの DXF 形式図面 CP0014-071022.dxf いずれのタイプも波長 500〜750nm でとりあえず考えていて、 スポットダイアグラムは視野中心 〜 4.8arcmin の範囲の 4箇所をプロットしています。特徴は下の通りです。 ・タイプ-1 市販品のレンズの組み合わせでできる範囲。 非点収差と像面湾曲が大きく残っているので、視野端で 〜800μm(=13arcsec)程度に像が肥大する。 レンズ費用は数万円。 機械系費用は I/F などの範囲により 30〜70万円ではないかと思います。 ・タイプ-2 市販品レンズ+カスタムレンズで実現できる例。 ほとんどの視野位置で像は 〜1arcsec 程度に収まっている。 レンズ系の費用は <50万円 機械系費用はタイプ-1 と同じ 30〜70万円 です。 ・さらに高性能を追求する場合 より多くカスタムレンズを使うことで、 視野のほとんどの場所で 〜0.5arcsec は実現可能だと思われます。 その場合の費用はレンズ+機械を合わせて 150〜250万円。 上記の費用はレンズ+鏡筒+簡単なI/F までしか考えていないので、 周囲との多少複雑な I/F が必要であったり、或いは頑強・精密な ピント調整機構が必要な場合には、もう数十万円の余裕を見ておく のが良いと思います。 ちなみに NICE のガイダーは タイプ-1 のコンセプトで作っています。 今回もタイプ-1 or 2 のいずれかで良いのではないかと思います。