可視チャンネルスポットダイアグラム

(2010/5/28)


> - 可視チャンネルのスポットダイアグラムを(CCDのサイズが変わったこともあるので)

ご指定いただいた画角、波長で光線追跡を行いましたので
図を添付します。

 ANIR-OPT_for_FLI-PL4240SD1.bmp, 
 Greyscale
   …  Nominal位置でのスポットダイアグラム
 ANIR-OPT_for_FLI-PL4240SD2.bmp, 
 Greyscale
   …  CCD とカメラを +0.2mm 離したときのスポットダイアグラム

(http://www.ioa.s.u-tokyo.ac.jp/kibans/anir/opticalchannel/design3
このページの二つ目の図で「+3mm 離したとき」と書かれていて、
これは元ネタの私のメールでそう書いていたのですが、0.3mm の
間違いでした)

画角と波長を変えて計算しただけですが、これで足りますか?
追加で必要な資料がありましたらご連絡ください。


> - 以下の波長分解能を出すときの2pixというのは、
> 新CCD(13.5um/pix)のときでしょうか?
> それとも旧CCD(7.4um/pix)のとき?

7.4μmで計算しています。
ですので、13.5μm だと波長分解能が低くなってしまいます。

> あと、以前話をしていたときは、
> 最終的には収差のため2pixに結像することはなく、さらに2倍くらい悪くなる
>   ( http://www.ioa.s.u-tokyo.ac.jp/kibans/anir/opticalchannel/newdesign1 )
>   ということでしたが、それは変わっていませんでしょうか?

同じページの『案A のスポットダイアグラム 』は引き続きそのままです。
ですので、視野中で良いところは RMSスポット直径で 20μm 以下に
なっています。(=新 CCD で 2pix 以下)
一方で、端に近いと RMS でも (C"(B50μm 以上に肥大しています。
(=同 4pix 以上)

以上です。