先端技術センター/オプトショップのUV3100で、フィルタの冷却透過率測定をするためのセットアップ

(2008/8/5) 本原顕太郎

UV3100に液体窒素冷却デュワーを取りつけて、フィルターの冷却透過率試験を行うには、 測定室にある3本の銀色の柱を除去しないといけない。
ところが、UV3100にはそれを外すな!取りつけられなくなる!という警告が…

とはいえ、これを外さないと測定はできないので、その手順をここに示す。
ところで、冷却デュワーの窓材はどうもBK7のようで、 2.5umより長波長はまともに測定できない
だれか、お金を出して、fused silicaにでも交換してくれないかなー。
シグマ光機で買うと一枚3万円以下 で買えそうだし。

(1-1) まずは、反射率測定ユニットの蓋のヒンジカバーを外す。ネジは2個。 (1-2) カバーもとって… (1-3) ヒンジが見えます。
(2-1)次に、蓋をヒンジごと外す。外すのは下側のネジ全部で10本 (2-2)外したところ (2-3)で、蓋も除去
(3-1)で、反射率測定ユニットとの間にある板を外す。ネジは2本。 (3-2)ネジを外したらそっと持ち上げる (4-1)最後に、測定室内のネジを外していく。まずは底面の4本。
(4-2)次に、側面の4本 (4-3)最後に、側面にあるボルト3本を抜く。 (4-4)側面の迷光防止板を抜いて、
(4-5)反射率測定ユニット側から持ち上げると外れます。 (5-1)外したところ。 (5-2)裏側のネジを外して、3本の柱を除去。
(5-3)柱を外したところ (5-4)測定室を外したところ (6-1)次に、これを組み立てていきます。さっきと逆順。
(6-2)迷光防止板を入れる (6-3)ボルト3本締めて (6-4)側面のネジ4本締めて
(6-5)底のネジも4本締める (7-1)反射率測定ユニットとの間にある板をそっと入れる (7-2)ネジ2本締めて…
(8-1)完了! (8-2)デュワーはこんな感じで入ります。