そもそもの経緯はこちら
- LIRG/ULIRGのピックアップ
せっかく作り直すので、dusty starburstのフォローアップができれば
=> LIRG/ULIRGがピックアップできるようにしたい。
Sanders et al. (2003)
"THE IRAS REVISED BRIGHT GALAXY SAMPLE (RBGS)"
からピックアップ。
選出条件は、
- Dec < 30deg
- L(IR) > 1e11 Msol
とすると、その速度分布は
cz(km/s) | 天体数 |
<2000 | 1 |
<3000 | 2 |
<3500 | 6 |
<4000 | 13 |
<5000 | 28 |
<6000 | 48 |
<7000 | 60 |
<8000 | 69 |
<9000 | 75 |
<10000 | 84 |
その一方で、大気の窓は以下のようになっていて、3500-4200km/sに比較的
大きな穴があったりする。
あと、2750-5200km/sはHSTで結構やられている(中心のstarburst核 20"x20"だけのようだが : Alonso-Herrero+06)
その辺りを勘案して
- 4000km/s以下の領域は天体数も少ないので捨てる
- 波長幅はR=100程度とする
ということで、以下のような仕様で日本真空に当たってみる。
- λc=1.910um
- Δλ=20nm (FWHM) : R=95.5
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大気の窓とフィルターバンド案(水色)。紫はPaα-onフィルタのバンド。 |
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