- Paγ
田中さんのストックにあったもの。
これも貼合せのフィルターらしく、金属枠に収納されていた。随分古いもののようだ。
ホルダーの下側から
0.2mm シムリング |
フィルタ |
0.2mm シムリング |
0.2mm シムリング |
0.1mm シムリング |
の順で格納された。
- (1)全波長帯の透過率
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0.6 - 3.0umでの透過率。黒実線が 77K, 赤破線が 常温 である。 |
- (2)バンドパス性能
- ピーク透過率は50%程度とあまりよくない。
- バンドパスはまたもや少しずれている。
- 使用想定温度が実は液体窒素温度よりも低い?
- あるいはもしや、測定温度はそんなに低くまで行っていないのだろうか?
一度長時間の低温測定をした方がいい気がするが、いかんせん一回の窒素充填で
せいぜい2時間程度しか持たないのでどうすべきか…
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(下) バンドパス性能。黒線が77K、赤線が常温。破線は、デフォルトの位置から
フィルターを数ミリずらしたときの値。赤線がPaγの波長
(上) 破線:5600mでの大気の透過率と、実線:そこでこのフィルタを用いた場合のeffectiveなバンドパス特性。 |
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