- Brγ(1995年)
田中さんのストックにあったもの。これにも「実はBrγ」と書かれているが…
ホルダーの下側から
0.5mm シムリング |
0.5mm シムリング |
フィルタ(青い面が下) |
0.2mm シムリング |
0.2mm シムリング |
0.2mm シムリング |
0.2mm シムリング |
0.2mm シムリング |
カプトンテープを巻いた0.2mm シムリング |
0.1mm シムリング |
0.1mm シムリング |
の順で格納された。
- (1)全波長帯の透過率
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0.6 - 3.0umでの透過率。黒実線が 77K, 赤破線が 常温 である。 |
- (2)バンドパス性能
- 温度による波長シフトが5nmくらいある
- ピーク透過率は75%超と悪くない
- が、やはりバンドパスがBrγにあっていない。昨日のものよりはましだが…実効
的には50%超の透過率はあるだろうが、速度による依存性が大きすぎてちょっと使い物になりそうもない。
- 現在の測定温度はおそらく液体窒素温度より高い77K-100Kのあいだくらいだろうと予想されるが、これが50Kに
なっても劇的には変わらないと思われる。
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(下) バンドパス性能。黒線が77K、赤線が常温。破線は、デフォルトの位置から
フィルターを数ミリずらしたときの値。赤線がBrγの波長
(上) 破線:5600mでの大気の透過率と、実線:そこでこのフィルタを用いた場合のeffectiveなバンドパス特性。 |
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